2016年6月1日水曜日

6月 ピーマン


定植


 育苗後期は肥料切れを起こさないように追肥などをし、勢いのある苗に仕上げます。また、苗を外気温に慣らすため、日中と夜間ともに育苗ハウスの換気に努めます。
 定植前に、植穴へオリゼメート粒剤を1株当たり5㌘施します。1番花が開花直前で、根が白く、生育が揃った苗を定植します。
 定植する苗は、セルトレイ苗に十分潅水してから丁寧に抜き取ります。
 活着を促すため、できる限り晴天の日に定植します。

定植後の管理


 鉢土と作土が落ち着く程度に潅水します。その後、支柱を立て誘引します。
 早めに誘引ネットを準備し、草勢維持に努めます。
 第1果が着果した後は、樹勢に応じて摘果します。
 腰まきビニールなどを設置し、保温と防風対策に努めます。

梅雨期対策


 細根性で過湿に弱く、雨水などが停滞すると根腐れを起こすため、排水対策を万全にしておきます。

追肥


 樹勢を見ながら、第1分枝の果実がS~M果に肥大した頃に追肥を始めます。

病害虫防除


 圃場の周辺を除草するなど、環境整備に努めます。「久万高原ピーマン病害虫防除計画」に沿って、定期的に防除し、日誌に正確に記入します。

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