2016年6月1日水曜日

6月 松山長なす


誘引

U仕立て(図1)

1番果がある主枝とその下の強い枝を、両側へ1本ずつ誘引します。その2本の分岐部に近い強い枝を、1本ずつ伸ばし4本仕立てにします。樹勢を安定させるため、主枝の角度は45度前後にします。

図1 誘引の角度


せん定


 側枝はつぼみより上の葉を1枚残して摘芯します。(図2)
 収穫と同時に枝元の一芽を残してせん定します。(図3)
 収穫が終わるまで図2・3の作業を繰り返します。

図2 側枝の摘芯とわき芽の除去

 
図3 一芽切り返しせん定手順

ホルモン処理


 石ナスや落花防止のため、開花前日か当日の午前中にトマトトーン50倍液を柱頭部分に散布して受粉させます。

病害虫防除

アブラムシ類・アザミウマ類・コナジラミ類・チャノホコリダニ・ハダニ類

モベントフロアブル   2,000倍(収穫前日まで3回以内)

灰色かび病・うどんこ病

フルピカフロアブル   2,000倍(収穫前日まで4回以内)

アブラムシ類・アザミウマ類・コナジラミ類・チャノホコリダニ

ハチハチ乳剤   1,000倍(収穫前日まで2回以内)

褐色腐敗病

ランマンフロアブル   2,000倍(収穫前日まで4回以内)

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