2020年2月1日土曜日

2月 柑きつ

伊予柑の貯蔵管理

庫内の温度が上がりすぎないよう注意します。日中、暖かい時は必ず換気し、庫内温度を6〜9℃、湿度を80〜85%に保ちます。

土作り(10㌃当たり)

細根を増やすため、堆肥を2㌧施します。

苦土石灰の施用(10㌃当たり)

酸性土壌の園地は、土壌の保肥力の維持と向上のため、春肥を施す20日前までに苦土石灰80〜100㌔を施し終えます。

密植園の縮伐・間伐

園内作業道の設置と同時に、独立樹冠になるよう縮伐や間伐をします。

2月 エダマメ

エダマメはレタスの後作栽培に向き、6月上旬から収穫できます。

品種

『福だるま』

播種時期

2月20日〜3月15日

播種量

10㌃当たり 7〜8㍑

播種

128穴のプラグトレイに専用の培土を入れ、一穴に二粒ずつ播きます。

定植

活着を促すため、定植する数日前からビニール資材でトンネル被覆し、地温を高めておきます。
 初生葉が展開する前の苗を定植し、たっぷり潅水します。

病害虫防除(10㌃当たり)

播種時から子葉展開時に、土壌表面や株元に散布します。
・ネキリムシ類
 ネキリエースK      3㌔ (収穫21日前まで2回以内)

2月 モモ


園内の清掃

病害虫の越冬を防ぐため、せん定枝や落葉などは園内モモや周辺に放置せ
ず、土中に埋めるか焼却します。

病害虫防除

発芽前

花の桃色が見え始める3月上旬頃までに散布します。
・縮葉病
 石灰硫黄合剤    7倍 (使用制限なし)

2月 春キャベツ

☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

潅水

結球始めに土壌を乾燥させると、小玉になりやすいため、晴天が続く場合は、暖かい日の午前中に潅水します。

病害虫防除

・菌核病・株腐病・根朽病
 アフェットフロアブル2000倍 (収穫前日まで3回以内)
・アブラムシ類
 コルト顆粒水和剤  3000倍 (収穫前日まで3回以内)
・アオムシ・ヨトウムシ・コナガ・オオタバコガ
 プレバソンフロアブル5  2000倍 (収穫前日まで2回以内)
・コナガ・アオムシ・アブラムシ類
 モスピラン顆粒水溶剤  2000倍 (収穫7日前まで4回以内)

2月 レタス


☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

品種


 『バークレー』

播種時期

2月1〜20日

播種方法

夕方に播種します。セルトレイを10段積みにして、発芽後はトンネル管理します。

トンネル栽培の管理

トンネル内の温度が25℃以上にならないよう、サイドのビニールを開けて、こまめに換気します。
 曇りや雨の日、夜間は密閉し、保温に努めます。玉がソフトボール大になった時期に、被覆資材のパスライト等で二重被覆します。

潅水

結球が開始する時期以降は、土壌を乾燥させないように潅水します。結球充実期は、やや控えめに潅水します。

病害虫防除

・灰色かび病・菌核病
 スミブレンド水和剤   1500倍 (収穫7日前まで5回以内)
 アフェットフロアブル  2000倍 (収穫前日まで3回以内)
・すそ枯病(単用散布)
 バリダシン液剤5   800倍 (収穫7日前まで3回以内)
・ナモグリバエ類・ナメクジ類
 パダンSG水溶剤  1500倍 (収穫14日前まで3回以内)
 リーフガード顆粒水和剤  1500倍 (収穫7日前まで2回以内)
・アブラムシ類
 ウララDF     2000倍 (収穫前日まで2回以内)

除草(10㌃当たり)

バスタ液剤300〜500㍉㍑を水100〜150㍑に溶かして畝間処理します。
 (収穫30日前まで2回以内)

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