2022年8月1日月曜日

8月おこめ

 


 






8月かんきつ

 

初秋肥の施用(10a当たり)

早生伊予柑(8月下旬)

・農協果樹配合765  90㎏


台風対策(10a当たり)

 台風通過前に散布します。

 コサイド3000 2000倍

      +

 クレフノン 200倍

(二剤ともに日数と使用回数に制限なし)

台風通過により潮風を受けた場合は、6時間以内に2〜3tを散水し、塩分を洗い流します。


病害虫防除

黒点病(8月中〜下旬)

・ジマンダイセン水和剤 600倍

(かんきつ〈みかん除く〉は収穫90日前まで4回以内、みかんは収穫30日前まで4回以内)

※前回の散布から25日後か、積算降雨が200㎖以上あれば防除します。

・アビオンE 1000倍を混用

ミカンサビダニ(8月中〜下旬)

ハチハチフロアブル 3000倍 (かんきつは収穫前日まで2回以内)

カイガラムシ類・アブラムシ類

・トランスフォームフロアブル 2000倍 (かんきつは収穫前日まで3回以内)

ミカンハダニ・ミカンサビダニ

・ダブルフェースフロアブル 2000倍 (かんきつは収穫前日まで1回以内)

※赤字の農薬は、毒物劇物農薬に該当します。ご購入には印鑑が必要ですのでご持参ください。



8月松山長なす


 病害虫防除

褐色腐敗病・すすかび病
・プロポーズ顆粒水和剤 1000倍 (収穫前日まで4回以内)

うどんこ病 
・パンチョTF顆粒水和剤 2000倍 (収穫前日まで2回以内)

ハダニ類・チャノホコリダニ・コナジラミ類
・コロマイト乳剤 1500倍 (収穫前日まで2回以内)

オオタバコガ・ハスモンヨトウ
・プレオフロアブル 1000倍 (収穫前日まで4回以内)

アブラムシ類・アザミウマ類
・モスピラン顆粒水溶剤 2000倍(収穫前日まで3回以内)






青空土男から8月の農作業アドバイス

 資材の活用や潅水で
     野菜を暑さから守れ!

高温障害ってこういうこと!

 高温障害とは、気温の高さや強光によって農作物の生育に悪影響が及び、品質や収量の低下が起こることを指します。具体的には、野菜ではキャベツなどの結球性葉菜類の小球化、根菜類の肥大不足、トマト・メロンなどの果菜類の糖度不足、カボチャ・スイカなどの果実の日焼けがあげられます。花きでは短茎、奇形花、花色不良、ブラインドなどの症状が現われ、果樹では果実が日焼けし、モモなどでは果肉障害が発生し品質が低下します。
 高温障害の発生メカニズムについては不明な点が多いと言われていますが、高温により光合成能力が低下すること、呼吸量が増加し消耗が多くなること、代謝が異常になることなどが、原因と考えられています。 また、地温の上昇や土壌水分の不足、虫害や病害の発生も、品質や収量の低下に関連していると考えられます。

地温上昇を抑える資材を利用

 地温上昇抑制資材にはワラ(麦ワラ・稲ワラ)、白黒マルチ(上が白)などがあります。
 キュウリ・トマト・ナス・ピーマンの地温の適温は20℃前後です。土壌表面の温度上昇を
抑制することができれば、同時に土壌の水分量低下を抑えることができます。


潅水で土壌水分量を調整

 高温な状態下では、蒸散量が増えます。朝・夕に潅水を行い、土壌の水分管理を徹底しま
しょう。特に曇りがちな天気で雨が降った後などに晴れ上がる場合には、葉や茎がしおれやすいので、早めに潅水をしましょう。しおれがひどい場合は、葉っぱに霧吹きなどを用いて水を吹きかけるのも効果的です。

作物が大きくなってからの一日あたり潅水量の目安

トマト・ミニトマト…1〜2ℓ/株

キュウリ…………2.5〜3ℓ/株

ナス………………1.5〜3ℓ/株

ピーマン…………2〜3ℓ/株


カボチャ・スイカの日焼け対策

 果実に直射日光が長時間当たり続けると日焼けして皮が白くなり、見た目が悪くなるだけではなくそこから腐敗したりして品質が著しく低下します。
 対策としては、葉を被せたりワラや新聞紙で覆ったりしますが、果実に貼って使う「かぼ
ちゃまもるテープ」という白色の紙テープも商品化されています。





























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