草勢維持
枝の垂れ下がりを防ぐため、株元から30㌢の高さに1段ネットを張ります。2段ネットは1段目から30㌢ほど上部に張り、草勢に合わせて3段ネットを検討しましょう。
せん定
茎葉が茂ると日照不足や風通しが悪くなり、落葉や腐敗果、病害虫の発生の原因になります。徒長枝は間引いて、せん定します。
病害虫防除
生育最盛期は高温多湿です。病害虫の発生が予想されるため、防除基準に沿って管理します。
防風雨対策
①排水溝の整備(水はけを良くする)
②杭の補強
③整枝ネットの点検
④防風網の設置
枝の垂れ下がりを防ぐため、株元から30㌢の高さに1段ネットを張ります。2段ネットは1段目から30㌢ほど上部に張り、草勢に合わせて3段ネットを検討しましょう。
茎葉が茂ると日照不足や風通しが悪くなり、落葉や腐敗果、病害虫の発生の原因になります。徒長枝は間引いて、せん定します。
生育最盛期は高温多湿です。病害虫の発生が予想されるため、防除基準に沿って管理します。
①排水溝の整備(水はけを良くする)
②杭の補強
③整枝ネットの点検
④防風網の設置
中干し後は、浅水潅水状態を保ち、時々水を入れ替え、根の活力を維持しましょう。
穂ばらみ期から出穂期は、土壌の乾燥や潅水状態が続くと根が傷むため、間断潅水をし、程よい水分状態を保ちながら、地温を下げるようにします。
出穂期以降はカメムシの発生が予想されます。
液剤散布(共同防除)では7月末頃にダブルカットスタークルフロアブルで防除を行います。
粒剤防除の場合は、7月上旬にフジワンラップ粒剤を4㌔、2回目の防除を必ず出穂期の7〜1
0日後にスタークル粒剤を3㌔または、スタークル豆つぶを250㌘施用します。
また、畦の草刈りを行い病害虫の住処を減らしましょう。
品種の生育具合に応じて、ユーキくん穂肥を施用します。施用する量は葉色をみながら調整します。葉色値が高い場合は施用量を減らしましょう。
出穂20日前
コシヒカリ……………最大15㌔
出穂25日前
あきたこまち…………最大19㌔
キヌヒカリ……………最大19㌔
天候に応じて潅水と温度管理をします。
草姿のバランスを整えながら、果実の肥大を促すため、1日当たりの潅水量と回数を調整し、定期的に潅水します。また、裂果の原因になるため、土壌の乾湿に注意し排水対策を万全にします。
ハウス内の気温が25℃以上または、最低夜温が15℃以上になれば、昼夜ともサイドビニールを開けて換気します。
灰色カビ病の原因となる枯れ葉や花弁の残りカスは、こまめに除去します。
台風や強風に備え、防風ネットを確認します。
・樹冠上部摘果
・枝別全摘果
「えぞみどり」
最終播種日の7月20日までに順次播種します。両サイドに一穴二粒ずつ、中央に一、二粒を直播きします。播種後の生育日数は約70日です。
鳥害対策のため、寒冷紗をベタ掛けします。
開花期以降の乾燥は、不稔莢が発生する原因になるため、土壌を乾燥させないようたっぷり溝潅水します。
莢の品質が低下するため、カメムシの発生に注意し、定期的に防除します。
・ハダニ類
コロマイト乳剤 1500倍 (収穫前日まで2回以内)
・フタスジヒメハムシ・カメムシ類・ハスモンヨトウ
トレボン乳剤 1000倍 (収穫14日前まで2回以内)
・カメムシ類・ハスモンヨトウ
アファーム乳剤 2000倍 (収穫3日前まで2回以内)
+
アルバリン顆粒水溶剤 2000倍 (収穫7日前まで2回以内)
バスタ液剤
300〜500㍉㍑/水100〜150㍑
(収穫14日前まで3回以内・畝間処理)
ポルトフロアブル
200〜300㍉㍑/水100㍑
(収穫14日前まで1回・イネ科雑草の3〜8葉期)
常にほ場を見回り、側枝の摘芯や摘葉、わき芽の除去に努め、一芽で切り返してせん定し、収穫します。
土壌の乾燥が続くと果実の肥大に影響し、収量や品質、樹勢が低下します。乾燥が続く場合は、2〜3日おきに潅水します。また、滞水すると根腐れや根痛みを起こすため、排水を良くします。
開花前日か当日の午前中に、トマトトーン50倍を柱頭部分に散布して授粉させます。
収穫開始頃から終了まで、燐硝安加里FTE入りS604を10〜14日ごとに20㌔を継続して施します。
硫酸マグネシウムを1000倍に薄め、300㍑を葉面散布するか、キーゼライトを肩口に30 ㌔施します。
・褐色腐敗病
プロポーズ顆粒水和剤 1000倍 (収穫前日まで4回以内)
・菌核病・灰色かび病
シグナムWDG 1500倍 (収穫前日まで3回以内)
・灰色かび病・うどんこ病
アフェットフロアブル 2000倍 (収穫前日まで3回以内)
・オオタバコガ・ハダニ類・ミナミキイロアザミウマ
コテツフロアブル 2000倍 (収穫前日まで4回以内)
・アブラムシ類・ハダニ類
アーデント水和剤 1000倍 (収穫前日まで4回以内)