☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。
☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。
☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。
不要な徒長枝や内向枝、枯れ枝を取り除き、先端から下部に向かって側枝と結果枝をバランスよく配置します。
下垂した側枝や枯れ込みの入った枝は、勢いの良い葉芽が確保できる位置まで切り返して更新します。
樹勢の強い樹や若木は間引きせん定します。樹勢の弱い樹や老木は切り返しせん定し、樹勢に応じた管理をします。
図1 樹形の見本(側面図)
・カイガラムシ マシン油乳剤(95%) 20倍
☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。
収穫が遅れると浮き皮が多く発生するため、着色の進んだ外成りの果実から分割採収します。
下記の二剤を混用して使います。
トップジンM水和剤 2000倍
(かんきつ・みかんともに収穫前日まで5回以内)
+
・ベフラン液剤25 2000倍
(かんきつ〈みかん除く〉は収穫前日まで2回以内、みかんは収穫前日まで3回以内)
・マデックEW 2000倍
(6割以上着色で散布・収穫開始日の20〜10日前1回)
収獲が遅いほど着色が進み、糖度が高くクエン酸は低くなります。
12月中旬に、果皮障害が発生しやすい園から収穫を始め、7〜8割以上着色した果実を分割採収します。
貯蔵前に、収穫した伊予柑の果皮の腐敗や果肉内の水分の減少を防ぐため、乾燥させる「予措」という処理を行います。予措をすることで鮮度を保ちながら、長期間の保存を可
能にします。
①入庫は坪0.8〜1㌧(65ケース)とし、壁際から20㌢離して、キャリーの間隔は15㌢あけます。
②床面にリン木などを敷いて隙間を作り、空気が循環できるようにします。
③分割採収した果実は、区別して入庫します。分割採収していない場合は、着色の程度を赤・中・青に分けて選別し、貯蔵します。
④出荷する時期によって追熟予措の程度を調整します。
追熟予措温度14〜15℃で15日ほど行い、予措後は6〜9℃で貯蔵します。
追熟予措温度12〜13℃で15日ほど行い、予措後は6〜7℃で貯蔵します。
自然温度10〜11℃で20日ほど行い、予措後は6〜7℃で貯蔵します。
⑤庫内や果実に水滴がつかないよう、1日1回は換気し、日中の暖かいときは戸や窓を開けます。
収穫後10日くらい経ち、樹勢が回復したら、マシン油乳剤を45倍に薄めて散布します。
☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。
『レイヤード』…11月15日まで
『バークレー』…11月10日以降
・ハモグリバエ
スピノエース顆粒水和剤 1000倍
( セルトレイ一箱当たり0.5㍑潅注・定植前まで1回以内)
・アブラムシ類
モスピラン顆粒水溶剤 2000倍 (収穫前日まで3回以内)
・ハスモンヨトウ・オオタバコガ
アファーム乳剤 2000倍 (収穫3日前まで3回以内)
・ネキリムシ類(10㌃当たり)
フォース粒剤 9㌔ (土壌混和・定植時1回)
・腐敗病・斑点細菌病(10㌃当たり)
オリゼメート粒剤 9㌔ (土壌混和・定植時1回)
・アブラムシ類・ナモグリバエ・ハスモンヨトウ・オオタバコガ
ジュリボフロアブル 200倍
(セルトレイ一箱当たり0.5㍑潅注・育苗期後半〜定植当日まで1回)
・菌核病・すそ枯病
パレード20フロアブル 100倍
(セルトレイ一箱当たり0.5㍑潅注・育苗期後半〜定植当日まで1回)
本葉2.5〜3枚の若苗を垂直に定植します。早く活着させるため、定植後はたっぷり潅水します。
土壌の乾燥が続くと生育不良になり、異常球が発生しやすくなるため、暖かい日の午前中に畝間潅水します。
トンネル支柱を早めに準備しておきます。
・すそ枯病(定植直後〜10日)
バリダシン液剤5 800倍 (収穫7日前まで3回以内)
・アブラムシ類
コルト顆粒水和剤 4000倍 (収穫前日まで3回以内)
ウララDF 2000倍 (収穫前日まで2回以内)
・ハスモンヨトウ・オオタバコガ
プレバソンフロアブル5 2000倍 (収穫前日まで3回以内)
トルネードエースDF 2000倍 (収穫7日前まで2回以内)
フェニックス顆粒水和剤 4000倍 (収穫前日まで2回以内)
11月20日頃に、排水の良いほ場に定植します。10㌃当たりの目安は2万株です。
大苗は葱ボウズが出やすくなるため、草丈が25㌢程度の良質な苗を選びます。
畝幅は130㌢、条間は24〜25㌢で、4条植えにし、株間は15㌢とします。
雑草が生える前に必ず散布します。定植後にトレファノサイド粒剤2.5を4〜5㌔、または水100㍑にトレファノサイド乳剤を300㏄ 希釈して散布します。
播種後35〜50日ほどの本葉3〜4枚になった苗を畝幅130㌢、株間35㌢で二条千鳥に定植します
。
10㌃当たりの目安は4300株です。
定植後は活着を促すため、乾燥させないようにたっぷり潅水します。
・コナガ・アオムシ・ヨトウムシ
プレバソンフロアブル5 100倍
(セルトレイ一箱当たり0.5㍑潅注・育苗期後半〜定植当日まで1回)
追肥( 10㌃当たり)
定植10〜15日後に、化成肥料14‐14‐14を20㌔施します。
腐敗を防ぐため、トップジンM水和剤またはベンレート水和剤のどちらかに、ベフラン液剤2
5を加え、散布します。
・トップジンM水和剤 2000倍
(かんきつ〈みかん除く〉は収穫前日まで5回以内、みかんは収穫前日まで5回以内)
または、
・ベンレート水和剤 4000倍
(かんきつ〈みかん除く〉は収穫前日まで2回以内、みかんは収穫前日まで4回以内)
加用
・ベフラン液剤25 2000倍
(かんきつ〈みかん除く〉は収穫前日まで2回以内、みかんは収穫前日まで3回以内)
・マデックEW 2000倍
(収穫開始予定の20〜10日前まで1回)
※腐敗を防ぐ殺菌剤と同時に散布する場合は、日数を間違えないようにします。
夏場に消耗した養分を補う秋肥は、冬の耐寒性を高め、翌春の開花結実を促すために必要です。
秋肥が遅れると地温が低くなり、養分の吸収が悪くなるため、適期に施します。
・極早生温州(10月下旬)
農協果樹配合 110〜140㌔
・早生伊予柑(11月上旬)
農協果樹配合 90〜120㌔
・普通温州(11月上旬)
農協果樹配合 110〜150㌔
浮き皮の軽減と品質のばらつきを少なくするため、8分以上着色した果実を分割し採収します。
夏秋梢とは、夏から初秋に伸びた枝のことです。着花を減らし、新しい枝を発生させるため、先月に続き夏秋梢を処理します。
伊予柑に夏秋梢のかいよう病が発生している場合は、必ず取り除きます。
・ハダニ
オマイト水和剤 750倍
(かんきつ〈みかん除く〉は収穫14日前まで2回以内、みかんは収穫7日前まで2回以内)
☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。
「レイヤード」
1月採り…9月25日〜10月10日
2月採り…10月10〜25日
3月採り…10月25日〜11月15日
セルトレイの底から根が出ないように、本葉が出始める頃に地面からセルトレイを浮かせます。
徒長苗を防ぐため、午前中に潅水します。
・アブラムシ・ナモグリバエ・ハスモンヨトウ・オオタバコガ
ジュリボフロアブル 200倍
( セルトレイ1箱当たり0.5㍑潅注・1回以内)
・菌核病・すそ枯病
パレード20フロアブル 100倍
( セルトレイ1 箱当たり0.5㍑潅注・1回以内)
下記の二剤とも土壌混和し、使用は1回以内とします。
・ネキリムシ
フォース粒剤 9㌔
・斑点細菌病・腐敗病
オリゼメート粒剤 9㌔
・ハスモンヨトウ・オオタバコガ
トルネードエースDF 2000倍 (収穫7日前まで2回以内)
・すそ枯れ病
バリダシン液剤5 800倍 (収穫7日前まで3回以内)
・腐敗病・軟腐病
スターナ水和剤 2000倍 (収穫7日前まで2回以内)
春採り「金系201号」
10月1〜30日頃
コート種子 5000粒
128穴プラグトレイ 約40箱
プラグトレイに専用培土を満杯に詰め、一粒ずつ播きます。播種後は覆土し、細目のジョウロでたっぷり潅水します。土壌を乾燥させないように、寒冷紗またはラブシートをかけ、その上から再び潅水します。
発芽の目安は、播種後2日程度です。発芽し始めたら、夕方に被覆資材を取り除きます。取り遅れると徒長するため、注意します。
乾燥に弱いため、発芽までたっぷり潅水し、発芽後も乾燥させないように管理します。
1週間程度で発芽が揃うため、苗が抜けないよう注意しながら、夕方にラブシートなどの被覆資材を取り除きます。
定植10〜13日前にホスプラスを2000倍に希釈し、潅水します。
・苗立枯病
発芽10日後頃
オーソサイド水和剤80 600倍 (収穫前日まで5回以内)
・コガネムシ類幼虫
ダイアジノン粒剤5 10㌃当たり 4〜6㌔
(全面土壌混和・収穫30日前まで2回以内)
☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。
加工用になりそうな果実は収穫までに摘果し、正品率を上げます。
伊予柑は、多く発生した夏秋梢を放置しておくと、翌年の着花過多につながります。新梢の発生を良くするため、夏秋梢を切ります。
①樹形を乱すため、垂直に立ち上がった枝は、基部から切ります。
②斜め上や水平に伸びた夏秋梢を予備枝にする場合は、春枝と夏枝の境のコブを残して切ります。
③弱い夏秋梢はコブの下の春枝まで戻って切り返します。
④樹冠拡大が必要な場合は、充実したところで切ります。
⑤かいよう病の病斑のついた夏秋梢は必ず取り除きます。
着色の進んだ果実から収穫していきます。果皮が傷つくと腐敗しやすくなるため、丁寧に取り扱います。
傷ついた果実は混入しないようにします。
樹勢の回復と翌年の結実、新梢の発生を良くするために、秋肥を施します。
10月下旬
農協果樹配合765 140㌔
農協果樹配合765 160㌔
・腐敗防止剤(収穫前)
ベフトップジンフロアブル 1500倍
(かんきつ〈みかん除く〉は収穫前日まで2回以内、みかんは収穫7日前まで3回以内)
「陵西一寸」
10月10〜20日頃
・L字仕立栽培…8㍑
・U字仕立栽培…7㍑
トロ箱に籾がらを敷き、清潔な砂または山土(真砂土)を上から7〜8㌢詰めます。
4㌢間隔に一粒ずつ、オハグロを下向きにして、7割程度さし込みます。
種の腐敗対策として、播種時にカルクロン400倍を播種床へ潅注します。播種後は、たっぷり潅水します。
活着後は、アブラムシによるウイルスの感染を防ぐため、白色の寒冷紗でトンネル被覆をします。
L字仕立て…畝幅120㌢、株間50㌢、1660株が目安
U字仕立て…畝幅150㌢、株間50㌢、1330株が目安
・完熟堆肥 3000㌔
・粒状苦土石灰 160㌔
・スーパーSRコート 80㌔
・BMリンスター 20㌔
低温処理をした後に半日ほど、風の当たらない涼しい日陰に種を置き、外気温に慣らします。
⑴浅く掘った植穴に、アドマイヤー1粒剤2㌘と山土(真砂土)を400㏄ 程度入れます。
※雑草の発生を抑えるため、マルチの穴が完全に隠れるよう山土(真砂土)を置きます。
⑵根を傷めないよう注意し、種の3分の1程度が出るよう植え付けます。その時、種や芽の部分にほ場の土が触れないよう山土(真砂土)の中に植えます。
⑶定植後は立枯病を予防するため、タチガレン液剤500倍と、ガイピープロ1000倍を混用
し、一株当たり200㏄ を株元に潅注します。
定植後は、カラスによる引き抜き被害を防ぐため、苗の真上にテグスを2段張りにします。
・マイヤー 8月15日〜9月5日
・ミッション 9月5〜15日
・スターレイ 9月10〜30日
・パワースイープ 9月15〜25日
・レイヤード (1月採り) 9月25日〜10月10日
一斉に発芽するよう、夕方に播種します。発芽までは、種が乾燥しないように潅水します。
200穴または220穴のセルトレイを準備します。培土は与作N‐150またはタキイ長期肥効培土を使います。
必要資材は下記の通りです。
一穴に一粒ずつ種を播き、セルトレイを10段積みにします。上段を新聞紙で覆った後、新聞紙が湿る程度に散水します。
コートが割れたら、白の寒冷紗をかけて管理します。
本葉が出始める頃にセルトレイを地面から浮かせます。徒長防止のため、夕方の潅水は控えます。
・完熟堆肥 2000㌔
・粒状苦土石灰 120㌔
・レタス肥料602 100㌔
栽植密度は、畝幅150㌢、株間30㌢、条間30㌢とし、本葉2.5〜3枚 の若苗を浅植えします。
9〜10月採りは、白黒マルチを使います。
・ハスモンヨトウ・オオタバコガ
アファーム乳剤 2000倍
(収穫3日前まで3回以内)
育苗時及び定植後もフェロモントラップを設置します。
・アブラムシ類・ハスモンヨトウ・オオタバコガ
ジュリボフロアブル 200倍
( セルトレイ1箱当たり0.5㍑潅 注・1回以内)
パレード20フロアブル 100倍
( セルトレイ1箱当たり0.5㍑潅注・1回以内)
(10㌃当たり)
・腐敗病・斑点細菌病
オリゼメート粒剤 9㌔
・ネキリムシ
フォース粒剤 9㌔
☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。
着果が良好な樹は、小玉果や傷果、大玉果を中心に摘果し、玉揃いを良くします。
不作の樹は、果皮の粗い大玉になるため、生育不良の果実も結果させておき、収穫前に樹上選果をして秀品率を高めます。
果実が肥大すると摘果を控えがちですが、後期に肥大させるため、小玉果や腰高果、軸の太い直立果を摘果します。
土壌を乾燥させると品質が良くなるため、水分が蒸散するように土壌を裸地化し、雨水が園外に排出するよう溝切りをします。
土壌が乾燥する場合は、後期の肥大と減酸を促すため、1回につき10㌃当たり15〜20㍉を潅水します。
幼木や高接樹は、株元の揺れや枝折れを防ぐため、支柱を立て誘引します。
収穫前日数に注意し散布します。
・黒点病
ジマンダイセン水和剤 600倍
(かんきつ〈みかん除く〉は収穫90日前まで4回以内、みかんは収穫30日前まで4回以内)
・ミカンハダニ・ミカンサビダニ
ダニゲッターフロアブル 2000倍
(かんきつ収穫前日まで1回以内)
・かいよう病
コサイド3000 2000倍
+
クレフノン 200倍
台風接近前に散布します。
・カメムシ類(応急)
スミロディ乳剤 1500倍
(かんきつ〈みかん除く〉は収穫14日前まで3回以内、みかんは収穫14日前まで4回以内)
☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。
播種する30日前までに、1平方㍍当たり堆肥2 ㌔と粒状苦土石灰120㌘、農協専用化成500を
100㌘施します。耕起と砕土した後は、畝幅120㌢の苗床を作り、土壌消毒をします。
バスアミド微粒剤を1平方㍍当たり20〜40㌘散布します。レーキ等で浅く混和し、潅水した後、ビニールで被覆します。
10日後に被覆を除去し、レーキ等で浅く整地し、ガス抜きをします。
NCSを30倍に薄めて散布し、ビニールで被覆します。7〜10日後に1回目のガス抜きをします。その後、2、3回ガス抜きをし、無臭になってから平らにならします。
100㌘をすじ播きします。
播種後は、完熟堆肥と無病の土を1対1で配合し、篩にかけながら5〜6㍉の厚さになるよう覆土します。
潅水後は、種の見えるところは再び覆土し、乾燥を防ぐために苗床をラブシート等で覆います。
発芽までたっぷり潅水し、発芽後は乾燥させないように潅水します。
1週間ほどで発芽が揃うため、徒長しないよう夕方にラブシート等を取り除きます。
登熟期は水を溜めたままにせず、浅水の間断潅水で管理します。
台風が来るときは、深水にしておきます。
・カメムシ類・ウンカ類・ツマグロヨコバイ
カメムシが発生する地区は、必ず防除します。
アルバリン粒剤 3㌔
スタークル豆つぶ 250㌘
アルバリン粉剤DL 3㌔
アルバリン顆粒水溶剤 2000倍
(四剤ともに収穫7日前まで合計3回以内)
落水が早いと登熟不良になるため、土壌水分を80㌫に保ち、出穂から30日後(刈り取り3日前)を目安に落水します。
刈り遅れると品質が低下します。出穂から30〜32日経った頃に、一株の最長稈の穂が80㌫程度まで黄化したら刈り取ります。
収穫適期が短いため、天候や面積を考慮しながら収穫を始め、収穫適期内に終わらせましょう。
整枝やせん定、ホルモン処理、追肥、潅水を継続します。
・防風ネットや支柱、誘引ひもがしっかり固定されているかを確認します。
・大雨に対応できるように、排水溝を補修します。
・樹勢を回復させるため、液肥などを葉面散布し、殺菌剤で防除します。
・液肥 ガイピープロ 800倍 ※農薬混用可(混用時は1000倍)
・褐色腐敗病
ホライズンドライフロアブル 2500倍 (収穫前日まで3回以内)
・灰色かび病・菌核病・すすかび病・うどんこ病
アフェットフロアブル2000倍 (収穫前日まで3回以内)
・オオタバコガ・ハスモンヨトウ
プレオフロアブル 1000倍 (収穫前日まで4回以内)
・アブラムシ類・コナジラミ類・ミナミキイロアザミウマ
ベストガード水溶剤 1000倍 (収穫前日まで3回以内)
出穂期は、土壌の乾燥や潅水状態が続くと根が傷むため、間断潅水をし、水分状態を保ちながら、地温を下げるようにします。
初熟期から収穫期にかけて、ほ場の条件によって異なりますが、早期に落水をすると登熟不良や品質低下につながるため注意しましょう(落水の目安は収穫7〜10日前です)。
出穂期以降はカメムシの発生が予想されます。斑点米の原因となるので、液状散布をする場合は、スタークルメイト液剤10で防除を行います。
また、畦の草刈りを行い、病害虫の住処を減らしましょう。
刈り取りの適期は、品種によって異なりますが、出穂期後35〜40日頃になります。一株の最長稈黄変籾率は80〜85㌫です。
早刈りや刈り遅れは品質が低下するため、適期に収穫しましょう。
気象の変化や着果、肥大などによる主枝への負担を減らします。適期にわき芽や下葉を取り除き、つり下げ誘引をします。
また、10〜14日おきにガイピープロを800〜1000倍に薄めて葉面散布し、草勢維持に努めます。
適期に収穫します。
気象の変化に合わせて、潅水と温度管理をします。潅水量は、畝の水分状態を見て調節します。目安は一株当たり2㍑です。また、高温障害を防ぐため、ハウスのサイドビニールを開け、十分に換気します。
防風ネットを張り、排水溝を確認します。風雨前後に、ハウス内を換気し、土壌の水分調節や病害対策、草勢を維持します。
着果や肥大による負担を減らすため、適期に潅水します。
収穫最盛期は、一株当たり2㍑以上を目安に、天候や草勢を見て潅水します。また、ガイピープロを800倍に薄め、7〜10日おきに葉面散布します。
・軟腐病
ドイツボルドーAを800倍に薄め、定期的に散布します。
採り遅れがないよう、Lと2L果を中心に適期に収穫します。
事前に防風ネットを張り、排水溝を点検します。台風通過後は、早期に樹勢を回復させるため、防除およびガイピープロを800倍に薄め、7〜10日おきに葉面散布します。
味の良い果実は果梗が細く、下に垂れて、日がよく当たる樹冠外周部に着果しています。傷果や小玉果、果梗の太い大玉果、天成り果を取り除きます。
小玉果や直花果、腰高果などを注意して摘果します。品質向上のため、80〜100葉に一果になるよう全園で仕上げ摘果をします。
農協果樹配合765 90㌔
台風通過前に散布します。
コサイド3000 2000倍 + クレフノン 200倍
(二剤ともに日数と使用回数に制限なし)
台風通過により潮風を受けた場合は、6時間以内に2〜3㌧を散水し、塩分を洗い流します。
・黒点病(8月中〜下旬)
ジマンダイセン水和剤 600倍
(かんきつ〈みかん除く〉は収穫90日前まで4回以内、みかんは収穫30日前まで4回以内)
※前回の散布から25日後か、積算降雨量が200㍉以上あれば防除します。
アビオンE 1000倍を混用
・ミカンサビダニ(8月中〜下旬)
ハチハチフロアブル 3000倍 (かんきつは収穫前日まで2回以内)
・カイガラムシ類・アブラムシ類
トランスフォームフロアブル 2000倍 (かんきつは収穫前日まで3回以内)
・ミカンハダニ・ミカンサビダニ
ダブルフェースフロアブル 2000倍 (かんきつは収穫前日まで1回以内)
☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。
開花期以降は、特に土壌を乾燥させないようにします。子実の肥大を促すため、乾燥が続く場合は定期的に夕方、畝間潅水します。
開花期以降は病害虫の発生に注意し、適期に防除します。
開花期から10日おきに、ガイピープロを1000倍に薄めて葉面散布します。子実肥大期には、ポン液肥2号を600倍に薄めて葉面散布します。
サヤの光沢や色づきを良くするため、収穫3日前にポン液肥2号を600倍に薄めて葉面散布します。
品質の低下を防ぐため、朝夕の気温の低い時間帯に収穫しましょう。
果実の温度が低い早朝に収穫し、丁寧に扱います。
花芽分化の時期です。日照不足は花芽の充実不良につながるため、枝を整理し、光条件を改善します。
密植する園は早めに間伐し、翌年の結果枝に覆い被さっている徒長枝や大枝を取り除きます。時期が早いと再発芽するため、新梢の伸長が止まる8月下旬頃に取り除きます。せん定が強すぎると樹勢が低下するため、樹勢に応じて量を調節しましょう。
樹勢を安定させるため、継続してせん定や摘葉、追肥などをします。
高温で根が焼けるのを防ぐため、日中の暑い時間帯を避け、地温の低い早朝や夕方に潅水します。
収穫初め頃から生育に応じて、燐硝安加里FTE入りS604を1回につき20㌔施します。
葉脈間が黄化してきたら、硫酸マグネシウムを1000倍に薄め、300㍑を葉面散布するか、肩口に20㌔を施します。
樹勢を維持するため、下記の液肥を7〜10日間隔で葉面散布します。
グロースター1号を100倍に薄め、200㍑を施します。
ガイピープロを600〜800倍に薄め、200㍑を施します。
・褐色腐敗病・すすかび病
プロポーズ顆粒水和剤 1000倍 (収穫前日まで4回以内)
・うどんこ病
パンチョTF顆粒水和剤 2000倍 (収穫前日まで2回以内)
・ハダニ類・ハモグリバエ類
コロマイト乳剤 1500倍 (収穫前日まで2回以内)
・オオタバコガ・ハスモンヨトウ
プレオフロアブル 1000倍 (収穫前日まで4回以内)
・アブラムシ類・アザミウマ類
モスピラン顆粒水溶剤 2000倍 (収穫前日まで3回以内)
枝の垂れ下がりを防ぐため、株元から30㌢の高さに1段ネットを張ります。2段ネットは1段目から30㌢ほど上部に張り、草勢に合わせて3段ネットを検討しましょう。
茎葉が茂ると日照不足や風通しが悪くなり、落葉や腐敗果、病害虫の発生の原因になります。徒長枝は間引いて、せん定します。
生育最盛期は高温多湿です。病害虫の発生が予想されるため、防除基準に沿って管理します。
①排水溝の整備(水はけを良くする)
②杭の補強
③整枝ネットの点検
④防風網の設置
中干し後は、浅水潅水状態を保ち、時々水を入れ替え、根の活力を維持しましょう。
穂ばらみ期から出穂期は、土壌の乾燥や潅水状態が続くと根が傷むため、間断潅水をし、程よい水分状態を保ちながら、地温を下げるようにします。
出穂期以降はカメムシの発生が予想されます。
液剤散布(共同防除)では7月末頃にダブルカットスタークルフロアブルで防除を行います。
粒剤防除の場合は、7月上旬にフジワンラップ粒剤を4㌔、2回目の防除を必ず出穂期の7〜1
0日後にスタークル粒剤を3㌔または、スタークル豆つぶを250㌘施用します。
また、畦の草刈りを行い病害虫の住処を減らしましょう。
品種の生育具合に応じて、ユーキくん穂肥を施用します。施用する量は葉色をみながら調整します。葉色値が高い場合は施用量を減らしましょう。
出穂20日前
コシヒカリ……………最大15㌔
出穂25日前
あきたこまち…………最大19㌔
キヌヒカリ……………最大19㌔
天候に応じて潅水と温度管理をします。
草姿のバランスを整えながら、果実の肥大を促すため、1日当たりの潅水量と回数を調整し、定期的に潅水します。また、裂果の原因になるため、土壌の乾湿に注意し排水対策を万全にします。
ハウス内の気温が25℃以上または、最低夜温が15℃以上になれば、昼夜ともサイドビニールを開けて換気します。
灰色カビ病の原因となる枯れ葉や花弁の残りカスは、こまめに除去します。
台風や強風に備え、防風ネットを確認します。