2022年2月1日火曜日

2月 かんきつ

 

伊予柑の貯蔵管理

 庫内の温度が上がりすぎないよう注意します。日中、暖かい時は必ず換気し、庫内温度を

6〜9℃、湿度を80〜85%に保ちます。

土作り(10㌃当たり)

 細根を増やすため、堆肥を2㌧施します。

苦土石灰の施用(10㌃当たり)

 酸性土壌の園地は、土壌の保肥力の維持と向上のため、春肥を施す20日前までに苦土石灰

80〜100㌔を施し終えます。

密植園の縮伐・間伐

 園内作業道の設置と同時に、独立樹冠になるよう縮伐や間伐をします。

2月 エダマメ

 





エダマメはレタスの後作栽培に向き、6月上旬から収穫できます。

品種 

「福だるま」

播種時期 

2月15日〜3月15日

播種量 

10㌃当たり 7〜8㍑

播種

 128穴のプラグトレイに専用の培土を入れ、一穴に二粒ずつ播きます。

定植

 活着を促すため、定植する数日前からビニール資材でトンネル被覆し、地温を高めておき
ます。
 初生葉が展開する前の苗を定植し、たっぷり潅水します。

病害虫防除(10㌃当たり)

 播種時から子葉展開時に、土壌表面や株元に散布します。

ネキリムシ類
 ネキリエースK     3㌔ (収穫21日前まで2回以内)

2月 モモ


 園内の清掃

 病害虫の越冬を防ぐため、せん定枝や落葉などは園内や周辺に放置せず、土中に埋めるか

焼却します。

病害虫防除

発芽前

 花の桃色が見え始める3月上旬頃までに散布します。

縮葉病

 石灰硫黄合剤  7倍 (使用制限なし)

2月 春キャベツ

 

☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。

 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。


潅水

 結球始めに土壌を乾燥させると、小玉になりやすいため、晴天が続く場合は、暖かい日の

午前中に潅水します。

病害虫防除

菌核病・株腐病・根朽病 

 アフェットフロアブル 2000倍 (収穫前日まで3回以内)

アブラムシ類

 アディオン乳剤    2000倍 (収穫3日まで4回以内)

アオムシ・ヨトウムシ・コナガ・オオタバコガ

 プレバソンフロアブル5 2000倍 (収穫前日まで2回以内)

・コナガ・アオムシ・アブラムシ類

 モスピラン顆粒水溶剤  2000倍 (収穫7日前まで4回以内)

2月 レタス

 

☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。

 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。


品種 

「バークレー」

播種時期 

2月1〜20日

播種方法

 夕方に播種します。セルトレイを10段積みにして、発芽後はトンネル管理します。

トンネル栽培の管理

 トンネル内の温度が25℃以上にならないよう、サイドのビニールを開けて、こまめに換気

します。

 曇りや雨の日、夜間は密閉し、保温に努めます。玉がソフトボール大になった時期に、被

覆資材のパスライト等で二重被覆します。

潅水

 結球が開始する時期以降は、土壌を乾燥させないように潅水します。結球充実期は、やや

控えめに潅水します。

病害虫防除

灰色かび病・菌核病

 スミブレンド水和剤 1500倍 (収穫7日前まで5回以内)

 アフェットフロアブル 2000倍 (収穫前日まで3回以内)

すそ枯病(単用散布)

 バリダシン液剤5   800倍 (収穫7日前まで3回以内)

ハモグリバエ類・ナメクジ類

 パダンSG水溶剤  1500倍 (収穫14日前まで3回以内)

アブラムシ類

 ウララDF     2000倍 (収穫前日まで2回以内)

除草(10㌃当たり)

 バスタ液剤300〜500㍉㍑を水100〜150㍑に溶かして畝間処理します。

 (収穫30日前まで2回以内)

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