出穂期〜収穫期にかけての管理
出穂期は、土壌の乾燥や潅水状態が続くと根が傷むため、間断潅水をし、水分状態を保ちながら、地温を下げるようにします。
初熟期から収穫期にかけて、ほ場の条件によって異なりますが、早期に落水をすると登熟不良や品質低下につながるため注意しましょう(落水の目安は収穫7〜10日前です)。
病害虫防除(10㌃当たり)
出穂期以降はカメムシの発生が予想されます。斑点米の原因となるので、液状散布をする場合は、スタークルメイト液剤10で防除を行います。
また、畦の草刈りを行い、病害虫の住処を減らしましょう。
収穫
刈り取りの適期は、品種によって異なりますが、出穂期後35〜40日頃になります。一株の最長稈黄変籾率は80〜85㌫です。
早刈りや刈り遅れは品質が低下するため、適期に収穫しましょう。