☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。
播種と品種
4月採りの『バークレー』を随時播種します。
定植後の潅水
生育期間中に、土壌の乾燥が続くと生育が抑制され、異常球が発生しやすくなるため、暖かい日の午前中に畝間潅水します。結球充実期は、やや控えめに潅水します。
トンネル被覆の時期と管理(下図)
平均気温が10℃以下になる12月初旬頃を目安に、トンネル被覆します。
①使用する資材はビニール(0・05㍉)とし、被覆後10日間は霜よけ程度に両サイドを開けます。
②被覆後は、トンネル内の温度が25℃以上にならないよう、こまめに換気します。曇雨天日や夜は密閉し、保温に努めます。
③収穫10〜14日前(玉がソフトボール大になった頃)に、パスライトをベタ掛けします。年内採りの『スターレイ』はベタ掛けのみとします。2月採りの『レイヤード』は二重被覆します。
被覆順序
『レイヤード』
①2月採り
②1月採り
③3月採り
①から③の順に被覆し、①②は新しいビニールを、③は古いビニールを使います。
異常球発生の要因と対策
タケノコ球
〈要因〉外葉形成期の高温や低温、日照不足、多肥、乾燥
〈対策〉換気、潅水、保温
変形球
〈要因〉定植時に苗が斜め植え、または老化苗
〈対策〉品種の選択と適期定植、健苗定植
タコ足球
〈要因〉外葉の不十分な生育、高温や乾燥、過湿による生育抑制
〈対策〉排水対策、根張りの確保
病害虫防除
定植時
・ネキリムシ類(10㌃当たり)
フォース粒剤 9㌔ (土壌混和・定植時1回)
・腐敗病(10㌃当たり)
オリゼメート粒剤 9㌔ (土壌混和・定植時1回)
・アブラムシ類・ナモグリバエ・ハスモンヨトウ・オオタバコガ
ジュリボフロアブル 200倍
(セルトレイ一箱当たり0.5㍑潅注・育苗期後半〜定植当日まで1回)
・菌核病
パレード20フロアブル 100倍
(セルトレイ一箱当たり0.5㍑潅注・育苗期後半〜定植当日まで1回)
定植直後
・すそ枯病
バリダシン液剤5 800倍(収穫7日前まで3回以内)
生育期
・菌核病・灰色かび病(被覆前)
スミブレンド水和剤 1500倍 (収穫7日前まで5回以内)
アフェットフロアブル 2000倍 (収穫前日まで3回以内)
・アブラムシ類
コルト顆粒水和剤 4000倍 (収穫前日まで3回以内)
ウララDF 2000倍 (収穫前日まで2回以内)
・ハモグリバエ類・ナメクジ類
パダンSG水溶剤 1500倍 (収穫14日前まで3回以内)
・オオタバコガ・ハスモンヨトウ
プレバソンフロアブル5 2000倍 (収穫前日まで3回以内)
プレオフロアブル 1000倍 (収穫7日前まで2回以内)