2023年5月1日月曜日

5月 エダマメ

  

間引き・追肥

葉色が薄いようであれば、間引き時に追肥します。化成肥料を1a当たり5kg程度施します。

潅水

生育初期はやや控えめにしますが、開花が始まればやや多めにし、莢の生育を促しましょう。

病害虫防除

開花期以降にカメムシの被害に遭うと実が太らなかったり、食べたときに苦みが出するので適宜防除します。
・アルバリン顆粒水溶剤 2000倍
(収穫7日前まで  2回以内)
・トレボン乳剤     1000倍
(収穫14日前まで 2回以内)


5月 ズッキーニ

   今日の収穫: 胸ときめくベジタブルガーデン造り

支柱立て

カボチャの仲間ですがツルはありません。成長すると茎が倒れますので、1mほどの支柱を株の横に立て、茎を固定するか葉柄を2~3本束ねて支柱に固定します。


人工授粉

実を確実に太らすには、人工授粉が必要です。雄花を摘み取って花びらを除去し、花粉当日の朝に咲いた雌花の柱頭に転がすように花粉を付けます。



収穫

開花後3~8日くらいの未熟化を収穫します。収穫が遅れると草勢が衰え、次の果実がなりにくくなりますので、取り遅れないよう早めに収穫しましょう。

追肥

収穫の始めの頃から半月に1回、追肥を施します。

5月 ナス

 

仕立て方

収穫期間が長いため、畝の両側に支柱を設置し針金やマイカー線を張って、主枝の角度が45度になるようひもで誘引し、V字型の樹形に仕立てましょう。

〇主枝4本仕立てにします。
第1主枝・・・1番花がついている枝
第2主枝・・・第1主枝1番花の下の芽
第3主枝・・・主枝2番花の下の芽
第4主枝・・・第2主枝の1番花の下の芽
まず、両側に1本ずつ強い枝を誘引し、その後1本ずつ基部に近い2本の枝を伸ばし4本仕立てとします。その後は下葉や収穫節の親葉を除去します。



その他の管理

株元から発生しているわき芽を除去します。開花前日から当日の花に、トマトトーン50倍を噴霧して着果を促します。

追肥

実の収穫が始まったら追肥を始めますが、初期の樹勢が強すぎると実がうまく太りにくいので、3番目の実が太る頃までは、肥料が効きすぎないようにしましょう。


5月 ピーマン

  

整技・摘果

一番花の所の第一次分枝より下のわき芽は晴天時に除去します。第二次分枝の4本を主役にして斜め45度に誘引します。フラワーネットなどを水平に2~3段に張り、枝が垂れないようにする方法もあります。第二次分枝より上の枝は放任としますが、枝が込み合ってくると着色不良や病害虫が発生しやすくなるので枝の間引きをし、株の中に光線を入れ風通しをよくします。樹勢維持のため、奇形果や病害虫の被害果は早めに摘果します。



潅水

収穫初期からは、2~3日間隔で潅水し、通路が常に湿っている状態を保つことが重要です。

追肥

初期から樹勢が強いほうが良い実が穫れますが、1回目は収穫が始まってから、以降は20~25日毎に化成肥料を1a当たり2kg施します。



5月 トマト

  

仕立て方

葉の付け根から出るわき目はかぎ取り、主枝1本仕立てにします。

追肥

初期の樹勢が強すぎると実がうまく太りにくいので、第1花房の実がピンポン玉ぐらいの大きさになった頃、樹勢が強くなければ1回目の追肥を施し、以後20日毎に化成肥料を1a当たり2kg施します。潅水は、3段目の開花までは樹勢が強くならないように少なめにしましょう。

摘葉・摘果

収穫の終わった花房より下は摘葉します。摘果は、1花房で3~4個の着果を目標に樹勢によって加減します。

その他の管理

トマトトーン(気温20℃以下は50倍、20℃を超えたら100倍)を1花房で3~5花位開花した時期に花に噴霧して着果を促します。





5月 キュウリ

  

・支柱立てネット張りと整技

早めに支柱を立てキュウリネットを張って誘引の準備をします。下から5節目までの子づるは早めに除去します。6節目からの子づるは2枚の葉を残してその先は摘芯します。下段から発生する孫づるは地面につかないように葉を1~2枚残して摘芯。親づるの摘芯はネットの高さで行います。中段以上の孫づるは放任し、隣の株と重なるようなら適宜摘芯します。力強い成長点の孫づるを2~3本程度残し上に誘引して株の勢いを保つようにします。

 

摘葉・摘果

葉が過繁茂になり果実に光線が当たらない場合は、古葉を中心に摘葉します。奇形果などは小さいうちに摘果し、樹勢を維持させましょう。

追肥と潅水

活着後は潅水をやや控えて根をできるだけ深く張らせましょう。雌花が開花するころから潅水量を増やして、果実肥大や側枝の発生を促します。追肥は、定植15日後くらいから、15~20日置きに化成肥料を1株当たり2kg施します。




青空土男から5月の農作業アドバイス

 夏野菜の整技や仕立て方が収穫量を大きく左右する!

Q,種類によって仕立て方を変えるのはなぜ?

A,それぞれ性質が異なるためです!どうしたらよい実が少しでも長く収穫できるか、様々な仕立て方や整技方法が考案されてきました。長く樹勢を保つためにも整技や誘引は重要な作業になります!




5月 タマネギ

  

病害虫防除

べと病や白色疫病などの病害や、アザミウマ類などの病害の発生が多くなるので、定期的に防除を行いましょう。4月から収穫までの防除をしっかり行うと、貯蔵中の腐敗を抑えることができます。

病害防除農薬

・ジマンダイセン水和剤  400~600倍
(収穫3日前まで 5回以内)
・セイビアーフロアブル20 1500倍
(収穫前日まで  3回以内) など

病害虫農薬

・モスピラン顆粒水溶剤  2000倍
(収穫7日前まで 3回以内)
・エルサン乳剤      1000倍
(収穫7日前まで 2回以内)


5月 スイートコーン

  

間引き

本葉が2枚になったら、弱い枝を抜き取って2本立ちにします。その後、本葉が5~6枚になったら、2回目の間引きをして、1本立ちにします。

追肥

本葉7~8枚頃と雄花が見え始めたころの2回、1株当たり化成肥料を3kg追肥し、潅水します。

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