11月ホウレンソウ
種まき
ホウレンソウは酸性土壌に弱く中性からアルカリ性を好むため、播種の1カ月くらい前に石灰質資材を施用します。また、完熟堆肥を10㎡当たり20㎏程度施用し、深耕しておきます。根が深く入るので水はけの悪い場所は避けます。
施肥
基肥は播種1週間前までに施用して耕うん、畝たてをします。
基肥(1㎡当たり)
化成肥料(8ー8ー8) 250g
ホウレンソウのように栽培期間の短い葉物野菜は、一斉に発芽させることが重要です。発芽
をそろえるコツは、まき溝と覆土が均一であることです。深さ1㎝程度に一定の深さのまき溝
を切って、条間20㎝、株間1〜2㎝のすじ播きにします。覆土した後、板や谷取り鍬の腹などで鎮圧してからたっぷり潅水します。
潅水は、発芽揃いまでは乾かさないように湿潤に保ち、本葉2〜3枚までは直根を深く伸長させるとともに、立枯れ病予防のため控えめにします。その後は1回に10㎜程度2〜3回潅水しましょう。本葉2〜3枚までに最終間引きを行い、株間を5㎝程度にします。