冬採りの作型
床苗
播種する30日前までに、1平方㍍当たり堆肥2㌔と粒状苦土石灰120㌘、農協専用化成500を100㌘施しておきます。耕起と砕土した後は、畦幅120㌢の苗床を作り、土壌消毒をします。
土壌消毒
バスアミド微粒剤
1平方㍍当たり20~40㌘を散布します。レーキ等で浅く混和し、潅水した後、ビニールで被覆します。
10日後に被覆を除去し、レーキ等で浅く整地し、ガス抜きをします。
NCS 30倍
散布後、ビニールで被覆します。7~10日後に1回目のガス抜きをします。その後、2、3回ガス抜きをし、無臭になってから平にならします。
播種(10㌃当たり)
200㍉㍑をすじ播きします。
播種後は、完熟堆肥と無病の土を1対1で配合し、篩にかけながら5~6㍉の厚さに覆土します。
潅水後は、種の見えるところは再び覆土し、乾燥を防ぐため苗床をラブシート等で覆います。
育苗管理
発芽まではたっぷりと潅水し、発芽後は乾燥させないよう潅水します。
1週間ほどで発芽が揃うため、徒長しないよう、夕方にラブシート等で取り除きます。