冷涼な気候を好みます。耐暑性は弱く、高温では根の肥大は悪くなり、病気が出やすくなり
ます。低温にあうと花芽が作られ、春になるとトウ立ちします。大カブでは比較的早く、小
カブでは遅い傾向にあります。
堆肥を施す場合は播種の1か月前までに行い、化成肥料などの基肥も播種の2週間ほど前ま
でに施し、土となじませておきます。
連作すると根こぶ病などが発生しやすくなるので、輪作をして完熟堆肥などによる土づく
りを行いましょう。有機質に富んだ、通気性や排水性、保水性がよい土壌が適しています。
播種
畝幅100〜120㎝ 、株間14㎝、4条まき、深さ1㎝の播き溝を20㎝間隔で作り、1〜2㎝
間隔で種を播き薄く土をかけます。
間引き
間引きが遅れると茎葉の生育が優先して玉の肥大が遅れます。生育の後半には肥大が急速
に進むため、本葉5〜6枚目ごろには、最終の株間に間引きます。
最終の株間
・小カブ……10〜15㎝
・中カブ……20㎝
・大カブ……30〜40㎝