冷涼な気候を好み、耐寒性がありますが、低温にあうと花芽が作られ、根の肥大が停止し、春になるとトウ立ちしますが、花芽ができる低温量(低温の度合いと遭遇期間)は品種により異なります。
根が深く張るので、有機質を含んだ通気性と排水性、保水性に優れた土が栽培に適しますが、未熟な堆肥を施すと又根やひげ根になりやすいので注意しましょう。
十分な耕土が得られるように深く耕し、排水が悪いところでは高畝とします。作土が浅いと根が十分肥大しなかったり岐根になったりします。
基肥は播種の2週間ほど前までに施し、土になじませておきます。
播種
畝幅60㎝1条で、株間25〜30㎝を基準とし、3〜4粒を点播きします。覆土は1〜1.5㎝
とします。
間引き
間引きが遅れると軟弱徒長するので、遅れないようにしましょう。葉の不整形なものや葉
色の淡いものや濃いもの、病害虫に侵されているものを中心に間引きしましょう。本葉6〜
7枚ごろには1本にします。
追肥・土寄せ
本葉5〜6枚までに畝の肩に追肥して軽く土寄せします。