2022年9月1日木曜日

青空土男から9月の農作業アドバイス

 樹勢を維持して
 おいしい秋なすをたくさんとろう

松山長なす

 この時期は夏期の高温や生り疲れで樹勢が低下しやすくなります。下の絵を参考に、開花位置・花・実を見て樹勢の診断を行い、良好な状態を保ちましょう。

良好な樹勢とは

①葉が濃緑色で、開花位置より 先端に3〜4枚の展開葉がある。
②花の色が濃く、大きくて雌すいが長い。
③果実の伸びが早く、先端がややとがっている。

樹勢が不良の場合

 果実をなるべく若穫りし、化成等で追肥を行います。また、潅水により土壌が適湿となるよう管理しましょう。液肥の葉面散布(3〜4日間隔で3回以上)も即効性があります。





側枝の一芽切り返し剪定

 常に主枝に近いところに着果するので、品質の良い果実がとれます。また、実が着く数が制限されるので着果負担が少なく、栽培後半まで樹勢が安定しす。
 花の上の葉を1枚残して摘心し、主枝に近い芽だけ残しそれ以外の芽を取ります。実を収穫するときに主枝に近い芽のところで切り戻します。













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