間引き
本葉が2枚になったら、弱い苗を抜き取って2本立ちにします。その後、本葉が5〜6枚になったら、2回目の間引きをして1本立ちにします。
追 肥
本葉7〜8枚ころと雄花が見え始めたころの2回、1a当たり化成肥料を3㎏追肥します。
水管理
潅水は株の大きさに合わせて徐々に増やしていきます。雄穂が見え始めてからは急速に生長するので、たっぷりと潅水して収穫まで土壌を乾燥させないようにします。開花期以降の乾燥は、穂の肥大不良と先端不稔の原因となるので注意します。
病害虫と鳥害対策
アワノメイガとアブラムシの防除を徹底します。アワノメイガの防除適期は雄花の出始めとその1週間後となります。雄穂が出てから10日後に雄穂を切り取るとアワノメイガの被害が少なくなります。収穫期の鳥害対策のため、テグスなどを早めに張りましょう。
アワノメイガ
プレバソンフロアブル5 2000倍
(収穫前日まで3回以内)
フェニックス顆粒水和剤 3000倍
(収穫前日まで2回以内)
アブラムシ類
ウララDF
2000〜4000倍
(収穫3日前まで2回以内)
アルバリン顆粒水溶剤 2000倍
(収穫前日まで3回以内)
収 穫
雌花の絹糸が出てから25日前後が収穫の目安です。先端の熟度を確認後、糖度の低下を防ぐために気温の低い早朝に収穫します。
収穫適期が短いので、採り遅れないように注意しましょう。