2017年3月1日水曜日

3月 裸麦


穂肥


 幼穂を調査し、施用時期と施用量を決めます。天候条件によって時期や量は前後しますが、目安は次の通りです。

施用時期と基準施肥量


 2月下旬の主幹幼穂長が2~4㍉に成長した頃に、NK化成32号を施します。
 10㌃当たりの基準施肥量は、マンネンボシが25~30㌔、ハルヒメボシは15~25㌔です。
 ※麦一発肥料を施している場合は、追肥の必要はありません。

排水対策


 3月は雨が多く、湿害が発生しやすい時期です。収量と品質を良くするため、必ず排水溝の整備をします。

湿害を受けた裸麦の特徴

幼穂形成期の被害

下葉の黄変や根腐れ、穂の発育不良、穂数の減少

節間伸長期の被害

葉枯れや根腐れ、不稔、穂数の減少

登熟期の被害

枯れ熟れや粒重の低下、登熟不良

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