2016年8月1日月曜日

8月 久万高原清流米


水管理


 幼穂形成期から穂ばらみ期、出穂期にかけて、最も水を必要とする時期です。湛水状態を保ち、時々水を入れ替えます。
 出穂期以降は、土壌の乾燥や湛水状態が続くと根が傷むため、湿潤気味に間断潅水し、地温を下げるようにします。

病害虫防除(10㌃当たり)


 出穂期以降はカメムシの発生が予想されるため、個人防除の場合は、必ず出穂期の7~10日後にスタークル粒剤を3㌔施します。

収穫


 圃場の条件によって異なりますが、一般的には中干しが十分にできている圃場は、早期に落水すると充実度が下がり、品質と等級の低下につながります。刈り取りの適期は、出穂期40~50日頃で、1株最長稈の黄変率が80~85㌫です。
 早刈りや刈り遅れは品質が低下するため、適期を見極めましょう。

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