2016年7月1日金曜日

7月 松山長なす


摘芯・摘葉・せん定(図1・2)


 常に圃場を見回り、側枝の摘芯や摘葉、わき芽の除去に努め、一芽で切り返してせん定し、収穫します。

図1

図2

潅水


 土壌の乾燥が続くと果実の肥大に影響し、収量や品質、樹勢が低下します。乾燥が続く場合は、2~3日おきに潅水します。また、滞水すると、根腐れや根痛みを起こすため、排水を良くします。

ホルモン処理


 開花前日か当日の午前中にトマトトーン50倍を柱頭部分に散布して受粉させます。

追肥(慣行施肥の場合・10㌃当たり)


 収穫開始頃から収穫が終わるまで、燐硝安加里FTE入りS604を10~14日ごとに、1回当たり15㌔継続して施します。

苦土欠乏対策(10㌃当たり)


 硫酸マグネシウム1,000倍を300㍑葉面散布するか、肩口に20㌔施します。

病害虫防除

褐色腐敗病

プロポーズ顆粒水和剤   1,000倍(収穫前日まで4回以内)

ホライズンドライフロアブル   2,500倍(収穫前日まで3回以内)

灰色かび病・うどんこ病

アフェットフロアブル   2,000倍(収穫前日まで3回以内)

オオタバコガ・ハダニ類・ミナミキイロアザミウマ

コテツフロアブル   2,000倍(収穫前日まで4回以内)

アブラムシ類・ハダニ類

アーデント水和剤   1,000倍(収穫前日まで4回以内)

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