Q 秋冬野菜で気を付けることは?
A 播種時期を守る事と事前の病害虫防除
秋冬野菜の栽培のポイント
〇播種時期を守り、湿害対策を行いましょう。秋は気温の変化が大きいため、種まきが遅れると収穫時期が大幅に遅れてしまいます。結球不良やとう立ちを防ぐため、種まき時期や収穫時期の気温などを考慮して品種を選びます。水はけの悪いほ場では、ほ場の外周に溝を切ったり、高畝を作り湿害対策をしておきましょう。
〇あらかじめの病害虫対策を心がけましょう。連作は避けるように作付け計画を立てましょう。特にアブラナ科は連作すると土壌病害虫が多発する恐れがありますので、気を付けましょう。土壌病害では、根こぶ病に特に注意が必要です。
〈害虫の対策〉
播種前・播種時に粒剤を土壌混和します。育苗する物は定植時に粒剤の植穴処理や、灌注処理します。防虫ネットなどで被覆すると害虫の侵入や加害を防ぐために効果的です。なお、葉などについている虫は、被覆前に殺虫剤で防除します。
〈アブラナ科作物の根こぶ病対策〉
〈写真提供:JA全農えひめ〉