2016年12月1日木曜日

12月 レタス


☆赤字で表示されている農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

播種と品種


 4月採りの「バークレー」を随時播種します。

定植後の潅水


 生育期間中に、土壌の乾燥が続くと生育が抑制され、異常球が発生しやすくなるため、暖かい日の午前中に畝間潅水します。結球充実期は、やや控えめに潅水します。

トンネル被覆の時期と管理


 平均気温が10℃以下になる12月初旬頃を目安に、トンネル被覆します。

①使用する資材はビニール(0.05㍉)とし、被覆後10日間は霜よけ程度に両サイ
 ドを開けます。

②被覆後は、トンネル内の温度が25℃以上にならないよう、こまめに換気します。曇
 雨天日や夜は密閉し、保温に努めます。


③収穫10〜14日前(玉がソフトボール大になった頃)に、パスライトをベタ掛けし
 ます。年内採りの「スターレイ」はベタ掛けのみとします。2月採りの「レイヤー
 ド」は二重被覆します。

被覆順序

「レイヤード」

①2月採り
②1月採り
③3月採り

 ①から③の順に被覆し、①②は新しいビニールを、③は古いビニールを使います。

異常球発生の要因と対策

タケノコ球

〈要因〉外葉形成期の高温や低温、日照不足、多肥、乾燥
〈対策〉換気、潅水、保温

変形球

〈要因〉定植時に苗が斜め植え、または老化苗
〈対策〉品種の選択と適期定植、健苗定植

タコ足球

〈要因〉外葉の不十分な生育、高温や乾燥、過湿による生育抑制
〈対策〉排水対策、根張りの確保

病害虫防除

ネキリムシ類(10㌃当たり)

フォース粒剤   9㌔(土壌混和・定植時1回)

腐敗病(10㌃当たり)

オリゼメート粒剤   9㌔(土壌混和・定植時1回)


アブラムシ類・ナモグリバエ・ハスモンヨトウ・オオタバコガ

ジュリボフロアブル   200倍
          セルトレイ一箱当たり0.5㍑潅注(定植前日〜当日まで1回)


≪定植直後≫

すそ枯病

バリダシン液剤5   800倍(収穫7日前まで3回以内)


≪生育期≫

菌核病・灰色かび病(被覆前)

スミブレンド水和剤   1,000~1,500倍(収穫7日前まで5回以内)

アフェットフロアブル   2,000倍(収穫前日まで3回以内)

アブラムシ類

コルト顆粒水和剤   3,000~4,000倍(収穫前日まで3回以内)
ウララDF   2,000倍(収穫前日まで2回以内)

ハモグリバエ類・ナメクジ類

パダンSG水溶剤   1,500倍(収穫14日前まで3回以内)
リーフガード顆粒水和剤   1,500倍(収穫7日前まで2回以内)

オオタバコガ・ハスモンヨトウ

プレバソンフロアブル5   2,000倍(収穫前日まで3回以内)
プレオフロアブル  1000倍(収穫7日前まで2回以内)

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