☆赤字で表示されている農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。
普通温州みかんの収穫
収穫が遅れると浮き皮が多く発生するため、着色の進んだ外成りの果実から分割採収します。
伊予柑の収穫前防除
腐敗防止
左記の二剤を混用して使います。トップジンM水和剤 2,000倍~3,000倍
(柑きつ・みかんともに収穫前日まで5回以内)
+
ベフラン液剤25 2,000倍
(みかんは収穫前日3回以内、柑きつ〈みかん除く〉は収穫前日2回以内)
ヘタ落ち防止
マデックEW 2,000倍(6割以上着色で散布・収穫開始予定日から10日以上あけて散布)
早生伊予柑の収穫
収獲が遅いほど着色が進み、糖度が高くクエン酸は低くなります。12月中旬に、果皮障害が発生しやすい園から収穫を始め、7~8割以上着色した果実を分割採収します。
早生伊予柑の貯蔵
①入庫は坪0.8~1㌧(65ケース)とし、壁際から20㌢離して、キャリーの間隔は15㌢あけます。
②床面にリン木などを敷いて隙間を作り、空気が循環できるようにします。
③分割採収した果実は、区別して入庫します。分割採収していない場合は、着色の程度
を赤・中・青に分けて選別し、貯蔵します。
④出荷する時期によって追熟予措の程度を調整します。
1月出荷
追熟予措温度14~15℃で15日ほど。減量3%。予措後は6~9℃で貯蔵し
ます。
2月出荷
追熟予措温度12~13℃で15日ほど。減量3%。予措後は6~7℃で貯蔵し
ます。
3月出荷
自然温度10~11℃で20日ほど。減量3%。予措後は6~7℃で貯蔵しま
す。
⑤庫内や果実に水滴がつかないよう、一日一回は換気し、日中の暖かい時は戸や窓を開
けます。
マシン油乳剤の散布
収穫後10日くらい経ち樹勢が回復したら、マシン油乳剤45倍を散布します。