2023年7月7日金曜日
2023年7月1日土曜日
7月 おこめの時間
Q 「中干し」って何?
A 田の水を抜いて、小ひびが入るぐらい土を乾かすこと!土中に酸素を補給して根の活力を高めて過剰な分げつを抑え、刈り取り時の作業性を高めます!
水管理
田植後から中干までは浅水の間断潅水を行います。
中干し
田植え後30日ほど経ち、目標茎数の70~80%になったら中干しを始め、小ひびが入る程度に干し上げます。省力施肥や疎植栽培をする場合には、強い中干しを避けます。
出穂期
水が必要な時期ですが、水を溜めたままにせず間断潅水とし、土壌水分を80%に保ちます。
病害虫防除(下表)(10a当たり)
農薬は使用基準を守り、他の作物やほ場外への飛散と、河川への流出を防ぎましょう。
7月 かんきつの時間
摘果
温州ミカンや、伊予柑など中晩柑の摘果をします。摘果をしないと、養分を奪い合って果実が大きくならなかったり、翌年果実がつきにくくなることもあります。摘果で樹の負担を軽くし、大きさと味のそろった果実を収穫できるようにします。
※注意すること
上向き果、キズ果、日焼け果、奇形果を中心に摘果します。
※果実一個に対する葉っぱの数
(目安)
・温州ミカン・・・25~30枚に1個
・中晩柑・・・80~100枚に1個
病害虫防除
カイガラムシ類
7月中旬頃
・コルト顆粒水和剤 3000倍
(収穫前日まで3回以内)
ゴマダラカミキリ幼虫(応急)
・モスピラン顆粒水溶剤 400倍
(かんきつ:収穫14日前まで3回以内)
※株元に散布します。
ミカンサビダニ
・ダニエット乳剤20 1000倍
(かんきつ〈みかん除く〉は収穫60日前まで1回以内、みかんは収穫14日前まで1回以内)
ダニエット乳剤20はハダニには効果が期待できません。
黒点病
・エムダイファー水和剤 600倍
(かんきつ〈みかんは除く〉は収穫90日前まで2回以内、みかんは収穫60日前まで2回以内)
・アビオンE 1000倍を混用
※前回の散布から積算降雨量が200mlになるか、25日経過すれば散布します。
※赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に該当します。ご購入には印鑑が必要ですのでご持参ください。
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