2月モモ
園内の清掃
病害虫の越冬を防ぐため、せん定枝や落葉などは園内や周辺に放置せず、土中に埋めるか焼却します。
病害虫防除
・縮葉病
展開した新葉が、やや赤みを帯びた火ぶくれ状になり、葉の成長に伴って厚く大きく広がってカキモチを焼いたような症状となる。発病してからの防除は困難で、発芽前の薬剤防除でほぼ発病を抑えることができる。
(資料提供:全農えひめ)
防除農薬
石灰硫黄合剤 7倍(使用制限なし)
または、
ベフラン液剤25 250倍(休眠期1回)
↑展着剤を加用する
3月上旬頃の芽の鱗片が緩み始める頃、花の桃色が見え始める発芽直前に散布します。本病害の病原菌は、枝や芽の表面に付着して越冬しており、この時期に防除を徹底しておけばほぼとんど防除できます。できるだけ無風の日を選び、かけむらのないように枝先など入念に、樹全体を洗い流すように行います。