2018年6月1日金曜日

6月 柑きつ

☆赤字で表示されている農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

摘果

温州みかん

≪樹冠上部摘果≫
 隔年結果の著しい園では、7月上旬までに樹冠外周と上部を全摘果し、下垂枝と樹冠内に着果させます。樹冠上部と主枝先端を成木で1㍍、10〜15年生で50㌢全摘果します。
≪枝別全摘果≫
 着果の多い樹は7月上旬までに、直径2㌢程度の枝を樹全体の3分の1選んで全摘果し、夏芽を発生させ、来年の結果母枝を確保します。
 摘蕾や再予備枝を設定した枝に着果している場合も全摘果します。

夏肥の施用( 10㌃当たり)

果実肥大や新梢の充実、樹勢の維持に欠かせないため、必ず施します。

普通温州

6月上旬
 農協果樹配合   60〜70㌔

早生伊予柑

6月下旬
 農協果樹配合   100〜130㌔

苗木の管理

・主枝候補の枝は、支柱を立てて誘引します。
・黒マルチや敷草で乾燥を防ぎます。
・エカキムシやアブラムシを防除します。
・定植1か月後から月に1回、果樹配合を1本当たり二握りほど根の外側に施します。

病害虫防除

チャノキイロアザミウマ・ゴマダラカミキリムシ・コナカイガラムシ類

モスピラン顆粒水溶剤   2000倍 (かんきつ収穫14日前まで3回以内)

かいよう病(応急)

6月中旬
 コサイド3000   2000倍
      +
 クレフノン   200倍

黒点病

6月下旬頃
 ジマンダイセン水和剤   600倍
 (かんきつ〈みかん除く〉は90日前まで4回以内、みかん収穫30日前まで4回以内)

ミカンサビダニ・チャノホコリダニ・ミカンハダニ

6月下旬〜7月上旬
 ハーベストオイル   150倍
      +
 コテツフロアブル   6000倍 (かんきつ収穫前日まで2回以内)
※高温時は散布しないでください。
※ハーベストオイル散布後20日間は、全ての農薬の使用を控えてください

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