2016年10月1日土曜日

10月 ソラマメ


品種


 「陵西一寸」

播種時期


 10月10~20日頃

播種量(10㌃当たり)


 L字型栽培   8㍑
 U字型栽培   7㍑

播種と育苗


 トロ箱に籾がらを敷き、清潔な砂または山土(真砂土)を上から7~8㌢詰めます。
 4㌢間隔に一粒ずつオハグロを下向きにして、7割程度さし込みます。


 種の腐敗対策として、播種時にカルクロン400倍を播種床へ潅注します。播種後は、たっぷり潅水します。
 活着後は、アブラムシによるウイルスの感染を防ぐため、白色の寒冷紗でトンネル被覆します。

定植準備(10㌃当たり)


 10月中旬までに定植の準備をしておきます。
 U字仕立ては、畦幅150㌢、株間50㌢、1,330株です。
 L字仕立ては、畦幅120㌢、株間50㌢、1,660株が目安です。

施肥計画

完熟堆肥       3,000㌔
粒状苦土石灰     160㌔
スーパーSRコート  80㌔
BMリンスター    20㌔

低温処理栽培


 低温処理したソラマメを出庫した後、次の通り管理します。

①順化
 半日ほど風の当たらない涼しい日陰に置き、外気温に慣らします。
②定植方法
 (1)浅く掘った植穴に、アドマイヤー1粒剤2㌘と山土(真砂土)を400cc程
    度入れます。
     ※雑草の発生を抑えるため、マルチの穴が完全に隠れるよう山土(真砂土)を
      置きます。
 (2)根を傷めないよう種の3分の1程度が出るよう植付けます。その時、種や芽の
    部分に土が触れないよう山土(真砂土)の中に植えます。
 (3)定植後は立枯病を予防するため、タチガレン液剤500倍とガイピープロ
    1,000倍を、一株当たり200cc株元に潅注します。

鳥害対策


 定植後は、カラスによる引抜き被害を防ぐため、苗の真上にテグスを2段張りにします。

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