2016年3月1日火曜日

3月 裸麦


穂肥


 幼穂を調査し、施用時期と施用量を決めます。年によって時期や量は前後しますが、目安は次の通りです。

①施用時期
 2月下旬の主幹幼穂長が2~4㍉に生長した頃に施します。

②基準施用量(10㌃当たり)
 NK化成32号
  マンネンボシ   25~30㌔
  ハルヒメボシ   15~25㌔
   ※麦一発肥料を施している場合は、追肥の必要はありません。

排水対策


 3月は雨が多く、湿害が発生しやすい時期です。収量と品質を良くするため、必ず排水溝の整備をします。

湿害を受けた裸麦の特徴

幼穂形成期

下葉の黄変、根腐れ、穂の発育不良、穂数の減少

節間伸長期

葉枯れ、根腐れ、不稔、穂数の減少

登熟期

枯れ熟れ、粒重の低下、登熟不良

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