2018年12月1日土曜日

12月 レタス



☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

播種と品種

4月採りの『バークレー』を随時播種します。

定植後の潅水

生育期間中に、土壌の乾燥が続くと生育が抑制され、異常球が発生しやすくなるため、暖かい日の午前中に畝間潅水します。結球充実期は、やや控えめに潅水します。

トンネル被覆の時期と管理(下図)

平均気温が10℃以下になる12月初旬頃を目安に、トンネル被覆します。

①使用する資材はビニール(0・05㍉)とし、被覆後10日間は霜よけ程度に両サイドを開けます。

②被覆後は、トンネル内の温度が25℃以上にならないよう、こまめに換気します。曇雨天日や夜は密閉し、保温に努めます。

③収穫10〜14日前(玉がソフトボール大になった頃)に、パスライトをベタ掛けします。年内採りの
『スターレイ』はベタ掛けのみとします。2月採りの『レイヤード』は二重被覆します。

被覆順序

『レイヤード』

①2月採り
②1月採り
③3月採り

 ①から③の順に被覆し、①②は新しいビニールを、③は古いビニールを使います。

異常球発生の要因と対策

・タケノコ球

〈要因〉外葉形成期の高温や低温、日照不足、多肥、乾燥

〈対策〉換気、潅水、保温

・変形球

〈要因〉定植時に苗が斜め植え、または老化苗

〈対策〉品種の選択と適期定植、健苗定植

・タコ足球

〈要因〉外葉の不十分な生育、高温や乾燥、過湿による生育抑制

〈対策〉排水対策、根張りの確保

病害虫防除

定植時

・ネキリムシ類(10㌃当たり)
 フォース粒剤       9㌔ (土壌混和・定植時1回)

・腐敗病(10㌃当たり)
 オリゼメート粒剤     9㌔ (土壌混和・定植時1回)

・アブラムシ類・ナモグリバエ・ハスモンヨトウ・オオタバコガ
 ジュリボフロアブル  200倍
( セルトレイ一箱当たり0.5㍑潅注・定植前日〜当日まで1回)

定植直後

・すそ枯病
バリダシン液剤5   800倍 (収穫7日前まで3回以内)

生育期

・菌核病・灰色かび病(被覆前)
スミブレンド水和剤   1500倍 (収穫7日前まで5回以内)
アフェットフロアブル  2000倍 (収穫前日まで3回以内)

・アブラムシ類
コルト顆粒水和剤   4000倍 (収穫前日まで3回以内)
ウララDF     2000倍 (収穫前日まで2回以内)

・ハモグリバエ類・ナメクジ類
パダンSG水溶剤   1500倍 (収穫14日前まで3回以内)
リーフガード顆粒水和剤  1500倍 (収穫7日前まで2回)

・オオタバコガ・ハスモンヨトウ
プレバソンフロアブル5    2000倍 (収穫前日まで3回以内)
プレオフロアブル  1000倍 (収穫7日前まで2回以内)

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