2017年10月1日日曜日

10月 柑きつ


☆赤字で表示されている農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

樹上選果


 加工用になりそうな果実は収穫までに摘果し、正品率を上げます。

夏秋梢の処理


 伊予柑は、多く発生した夏秋梢を放置しておくと、翌年の着花過多につながります。新梢の発生を良くするため、夏秋梢を切ります。

①樹形を乱すため、垂直に立ち上がった枝は、基部から切ります。

②斜め上や水平に伸びた夏秋梢を予備枝にする場合は、春枝と夏枝の境のコブを残して
 切ります。

夏秋梢の処理方法


③弱い夏秋梢はコブの下の春枝まで戻って切り返します。

④樹冠拡大が必要な場合は、充実したところで切ります。

夏秋梢の処理方法


 ⑤かいよう病の病斑のついた夏秋梢は必ず取り除きます。

極早生温州の収穫


 着色の進んだ果実から収穫していきます。果皮が傷つくと腐敗しやすくなるため、丁寧に取り扱います。
 傷ついた果実は混入しないようにします。

秋肥の施用(10㌃当たり)


樹勢の回復と翌年の結実、新梢の発生を良くするために、秋肥を施します。

≪10月下旬≫

極早生温州

農協果樹配合765  140㌔

早生温州

農協果樹配合765  160㌔

温州みかんの病害虫防除

腐敗防止剤(収穫前)

ベフトップジンフロアブル   1,500倍
 (かんきつ〈みかん除く〉収穫前日まで2回以内、みかん収穫7日前まで3回以内)

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