2023年11月1日水曜日

11月 桃

  

桃は肥料の吸収力が強く、生育が旺盛な果樹です。窒素、リン酸、カリに加え、カルシウムやマグネシウムの吸収量も多い果樹です。

基肥の施用

桃の施肥は、11月上旬~中旬に基肥としてえひめ園芸有機1号で100㎡当たり11kgを施し、残りの追肥(お礼肥)として6月と9月に化成肥料を100㎡当たり2kg施します。
桃の収穫は早生品種が7月からと早いので、収量や品質は前年からの貯蔵用分の多少で決まります。新梢が成長する5月ごろに肥料が効き始まると、生理落果を起こしたり品質の低下を招いたりするので、基肥は早く効かせて遅効きしないようにしましょう。分解の遅い有機質肥料の場合は初冬に施し、年内に分解・吸収させるようにします。速効性の化成肥料の場合は落葉後から12月にかけて施用します。


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