2021年10月1日金曜日

10月 レタス

 

☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。

 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。 


品種 

「レイヤード」

播種時期

 1月採り…9月25日〜10月10日

 2月採り…10月10〜25日

 3月採り…10月25日〜11月15日

育苗管理

 セルトレイの底から根が出ないように、本葉が出始める頃に地面からセルトレイを浮かせます。

 徒長苗を防ぐため、午前中に潅水します。

病害虫防除

定植前日〜定植時

・アブラムシ・ナモグリバエ・ハスモンヨトウ・オオタバコガ

 ジュリボフロアブル  200倍

( セルトレイ1箱当たり0.5㍑潅注・1回以内)

・菌核病・すそ枯病

パレード20フロアブル  100倍

( セルトレイ1 箱当たり0.5㍑潅注・1回以内)

定植時( 10㌃当たり)

 下記の二剤とも土壌混和し、使用は1回以内とします。

・ネキリムシ

 フォース粒剤   9㌔

・斑点細菌病・腐敗病

 オリゼメート粒剤   9㌔

本田防除

・ハスモンヨトウ・オオタバコガ

 トルネードエースDF   2000倍 (収穫7日前まで2回以内)

・すそ枯れ病

 バリダシン液剤5   800倍 (収穫7日前まで3回以内)

・腐敗病・軟腐病

 スターナ水和剤   2000倍 (収穫7日前まで2回以内)

施肥設計



10月 水稲

 



10月 キャベツ

 


品種

  春採り「金系201号」

播種時期

 10月1〜30日頃

播種量(10㌃当たり)

 コート種子     5000粒

 128穴プラグトレイ  約40箱

播種方法

 プラグトレイに専用培土を満杯に詰め、一粒ずつ播きます。播種後は覆土し、細目のジョウロでたっぷり潅水します。土壌を乾燥させないように、寒冷紗またはラブシートをかけ、その上から再び潅水します。

被覆資材の除去

 発芽の目安は、播種後2日程度です。発芽し始めたら、夕方に被覆資材を取り除きます。取り遅れると徒長するため、注意します。

施肥設計



10月 タマネギ

 

育苗管理

 乾燥に弱いため、発芽までたっぷり潅水し、発芽後も乾燥させないように管理します。

 1週間程度で発芽が揃うため、苗が抜けないよう注意しながら、夕方にラブシートなどの被覆資材を取り除きます。

 定植10〜13日前にホスプラスを2000倍に希釈し、潅水します。

病害虫防除(土壌消毒をしていないほ場)

・苗立枯病

 発芽10日後頃

 オーソサイド水和剤80  600倍 (収穫前日まで5回以内)

・コガネムシ類幼虫

 ダイアジノン粒剤5   10㌃当たり 4〜6㌔

(全面土壌混和・収穫30日前まで2回以内)

10月 松山長なす

 

☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。

 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。 

病害虫防除

・うどんこ病
 パルミノ     2000倍 (収穫前日まで3回以内)

・アブラムシ類
 モスピラン顆粒水溶剤    2000倍 (収穫前日まで3回以内)


10月 柑きつ

 

☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。

 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。 

樹上選果

 加工用になりそうな果実は収穫までに摘果し、正品率を上げます。

夏秋梢の処理(下図)

 伊予柑は、多く発生した夏秋梢を放置しておくと、翌年の着花過多につながります。新梢の発生を良くするため、夏秋梢を切ります。

①樹形を乱すため、垂直に立ち上がった枝は、基部から切ります。

②斜め上や水平に伸びた夏秋梢を予備枝にする場合は、春枝と夏枝の境のコブを残して切ります。

③弱い夏秋梢はコブの下の春枝まで戻って切り返します。

④樹冠拡大が必要な場合は、充実したところで切ります。

⑤かいよう病の病斑のついた夏秋梢は必ず取り除きます。




極早生温州の収穫

 着色の進んだ果実から収穫していきます。果皮が傷つくと腐敗しやすくなるため、丁寧に取り扱います。

傷ついた果実は混入しないようにします。

秋肥の施用( 10㌃当たり)

 樹勢の回復と翌年の結実、新梢の発生を良くするために、秋肥を施します。

10月下旬

極早生温州

 農協果樹配合765  140㌔

早生温州

 農協果樹配合765  160㌔

温州みかんの病害虫防除

・腐敗防止剤(収穫前)

 ベフトップジンフロアブル     1500倍

(かんきつ〈みかん除く〉は収穫前日まで2回以内、みかんは収穫7日前まで3回以内)

10月 ソラマメ


 

品種 

「陵西一寸」

播種時期(低温処理を除く)

 10月10〜20日頃

播種量(10㌃当たり)

・L字仕立栽培…8㍑

・U字仕立栽培…7㍑

播種と育苗

 トロ箱に籾がらを敷き、清潔な砂または山土(真砂土)を上から7〜8㌢詰めます。

 4㌢間隔に一粒ずつ、オハグロを下向きにして、7割程度さし込みます。



 種の腐敗対策として、播種時にカルクロン400倍を播種床へ潅注します。播種後は、たっぷり潅水します。

 活着後は、アブラムシによるウイルスの感染を防ぐため、白色の寒冷紗でトンネル被覆をします。

定植準備(10㌃当たり)

 L字仕立て…畝幅120㌢、株間50㌢、1660株が目安

 U字仕立て…畝幅150㌢、株間50㌢、1330株が目安

施肥(10㌃当たり)

・完熟堆肥      3000㌔

・粒状苦土石灰     160㌔

・スーパーSRコート    80㌔

・BMリンスター      20㌔

低温処理栽培

①順化

低温処理をした後に半日ほど、風の当たらない涼しい日陰に種を置き、外気温に慣らします。

②定植方法

⑴浅く掘った植穴に、アドマイヤー1粒剤2㌘と山土(真砂土)を400㏄ 程度入れます。

※雑草の発生を抑えるため、マルチの穴が完全に隠れるよう山土(真砂土)を置きます。

⑵根を傷めないよう注意し、種の3分の1程度が出るよう植え付けます。その時、種や芽の部分にほ場の土が触れないよう山土(真砂土)の中に植えます。

⑶定植後は立枯病を予防するため、タチガレン液剤500倍と、ガイピープロ1000倍を混用

し、一株当たり200㏄ を株元に潅注します。

鳥害対策

 定植後は、カラスによる引き抜き被害を防ぐため、苗の真上にテグスを2段張りにします。

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