2019年9月1日日曜日

9月 レタス


☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

品種と播種期

・マイヤー  8月15日〜9月5日
・ミッション 9月5〜15日
・スターレイ 9月10〜30日
・レイヤード (1月採り) 9月25日〜10月10日

育苗管理

播種

一斉に発芽するよう、夕方に播種します。発芽までは、種が乾燥しないように潅水します。
200穴または220穴のセルトレイを準備します。培土は与作N‐150またはタキイ長期肥効培土を使います。
必要資材は下記の通りです。


一穴に一粒ずつ種を播き、セルトレイを10段積みにします。上段を新聞紙で覆った後、新聞紙が湿る程度に散水します。
コートが割れたら、白の寒冷紗をかけて管理します。
本葉が出始める頃にセルトレイを地面から浮かせます。徒長防止のため、夕方の潅水は控えます。

定植

定植前日〜定植時

ジュリボフロアブル  200倍 ( セルトレイ1箱当たり0.5 ㍑潅注・1回以内)
栽植密度は、畝幅150㌢、株間30㌢、条間30㌢とし、本葉2.5〜3枚の若苗を浅植えします。
9〜10月採りは、白黒マルチを使います。

露地栽培の基肥(10㌃当たり)

・完熟堆肥      2000㌔
・粒状苦土石灰     120㌔
・レタス肥料602   100㌔
基肥を施した後は、畝を立てて整地します。
定植時に、腐敗病や斑点細菌病対策としてオリゼメート粒剤を9㌔と、ネキリムシ対策としてフォース粒剤9㌔を土壌混和します。

病害虫防除

・ハスモンヨトウ・オオタバコガ
アファーム乳剤   2000倍 (収穫3日前まで3回以内)
育苗時及び定植後もフェロモントラップを設置します。

9月 柑きつ


☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

仕上げ摘果

・温州みかん

着果が良好な樹は、小玉果や傷果、大玉果を中心に摘果し、玉揃いを良くします。
不作の樹は、果皮の粗い大玉になるため、生育不良の果実も結果させておき、収穫前に樹上選果をして秀品率を高めます。

・伊予柑

果実が肥大すると摘果を控えがちですが、後期に肥大させるため、小玉果や腰高果、軸の太い直立果を摘果します。

土壌管理

・温州みかん

土壌を乾燥させると品質が良くなるため、水分が蒸散するよう土壌を裸地化し、雨水が園外に排出するよう溝切りをします。

・伊予柑

土壌が乾燥する場合は、後期の肥大と減酸を促すため、1回につき10㌃当たり15〜20㍉を潅水します。

台風対策

幼木や高接樹は、株元の揺れや枝折れを防ぐため、支柱を立て誘引します。

病害虫防除

収穫前日数に注意し散布します。

・黒点病
ジマンダイセン水和剤    600倍 
(かんきつ〈みかん除く〉は収穫90日前まで4回以内、みかんは収穫30日前まで4回以内)

・ミカンハダニ・ミカンサビダニ
ダニゲッターフロアブル   2000倍
(かんきつ収穫前日まで1回以内)

応急

・かいよう病
コサイド3000  2000倍 + クレフノン   200倍
台風接近前に散布します。

・カメムシ類(応急)
ロディー乳剤    2000倍
(かんきつ収穫7日前まで4回以内)

9月 タマネギ


☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

作型


床苗

播種する30日前までに、1平方㍍当たり堆肥2 ㌔と粒状苦土石灰120㌘、農協専用化成500を
100㌘施します。耕起と砕土した後は、畝幅120㌢の苗床を作り、土壌消毒をします。

土壌消毒

バスアミド微粒剤の場合

バスアミド微粒剤を1平方㍍当たり20〜40㌘散布します。レーキ等で浅く混和し、潅水した後、ビニールで被覆します。
10日後に被覆を除去し、レーキ等で浅く整地し、ガス抜きをします。

NCSの場合

NCSを30倍に薄めて散布し、ビニールで被覆します。7〜10日後に1回目のガス抜きをします。その
後、2、3回ガス抜きをし、無臭になってから平らにならします。

播種(10㌃当たり)

200㌘をすじ播きします。
播種後は、完熟堆肥と無病の土を1対1で配合し、篩にかけながら5〜6㍉の厚さになるよう覆土します。
潅水後は、種の見えるところは再び覆土し、乾燥を防ぐために苗床をラブシート等で覆います。

育苗管理

発芽までたっぷり潅水し、発芽後も乾燥させないよう潅水します。
1週間ほどで発芽が揃うため、徒長しないよう夕方にラブシート等を取り除きます。

9月 にこまる

水管理

登熟期は水を溜めたままにせず、浅水の間断潅水で管理します。
台風が来るときは、深水にしておきます。

病害虫防除(10㌃当たり)

出穂後防除(必須防除カメムシ対策)

・カメムシ類・ウンカ類・ツマグロヨコバイ
カメムシが発生する地区は、必ず防除します。

出穂から7〜10日以内

アルバリン粒剤      3㌔
スタークル豆つぶ   250㌘

出穂から10〜14日以内

アルバリン粉剤DL    3㌔
アルバリン顆粒水溶剤 2000倍 

(四剤ともに収穫7日前まで合計3回以内)

9月 コシヒカリ あきたこまち



水管理

落水が早いと登熟不良になるため、土壌水分を80㌫に保ち、出穂から30日後(刈り取り3日前)を目安に落水します。

収穫

刈り遅れると品質が低下します。出穂から30〜32日経った頃に、一株の最長稈の穂が80㌫程度まで黄化したら刈り取ります。
収穫適期が短いため、天候や面積を考慮しながら収穫を始め、収穫適期内に終わらせましょう。

9月 松山長なす


管理

整枝やせん定、ホルモン処理、追肥、潅水を継続します。

台風対策

台風前

・防風ネットや支柱、誘引ひもがしっかり固定されているかを確認します。
・大雨に対応できるように、排水溝を補修します。

台風通過後

・樹勢を回復させるため、液肥などを葉面散布し、殺菌剤で防除します。
・液肥 ガイピープロ  800倍
※農薬混用可(混用時は1000倍)

・褐色腐敗病
ホライズンドライフロアブル  2500倍 (収穫前日まで3回以内)

病害虫防除

・灰色かび病・菌核病・すすかび病・うどんこ病
アフェットフロアブル2000倍  (収穫前日まで3回以内)

・オオタバコガ・ハスモンヨトウ
 プレオフロアブル  1000倍 (収穫前日まで4回以内)

・アブラムシ類・コナジラミ類・ミナミキイロアザミウマ
ベストガード水溶剤 1000倍 (収穫前日まで3回以内)

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