2018年10月1日月曜日

10月 キャベツ


品種

春採り『金系201号』

播種時期

10月1〜30日頃

播種量(10㌃当たり)

コート種子     5000粒
128穴プラグトレイ   40箱

播種方法

プラグトレイに専用培土を満杯に詰め、一粒ずつ播きます。
播種後は覆土し、細目のジョウロでたっぷり潅水します。土壌を乾燥させないように、ラブシート等の被覆資材をかけ、その上から再び潅水します。

被覆資材の除去

発芽の目安は、播種後2日程度です。発芽し始めたら、夕方にラブシート等の被覆資材を取り除きます。取り遅れると徒長するため、注意します。

施肥設計

10月 レタス


☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

品種

『レイヤード』

播種時期

1月採り…9月25日〜10月10日

2月採り…10月10〜25日

3月採り…10月25日〜11月15日

育苗管理

セルトレイの底から根が出ないよう、本葉が出始める頃に地面からセルトレイを浮かせます。
徒長苗を防ぐため、午前中に潅水します。

病害虫防除

定植前日〜定植時
・アブラムシ・ナモグリバエ・ハスモンヨトウ・オオタバコガ
ジュリボフロアブル  200倍 ( セルトレイ1箱当たり0.5㍑潅注・1回以内)

定植時(10㌃当たり)
下記の二剤とも土壌混和し、使用は1回以内とします。

・ネキリムシ
フォース粒剤       9㌔

・斑点細菌病・腐敗病
オリゼメート粒剤     9㌔

本田防除

・ハスモンヨトウ・オオタバコガ
アファーム乳剤     1000〜2000倍(収穫3日前まで3回以内)

・すそ枯れ病
バリダシン液剤5   800倍(収穫7日前まで3回以内)

・腐敗病・軟腐病 
スターナ水和剤   2000倍(収穫7日前まで2回以内)

施肥設計

10月 タマネギ


育苗管理

乾燥に弱いため、発芽までたっぷり潅水し、発芽後も乾燥させないように管理します。
1週間程度で発芽が揃うため、苗が抜けないよう注意しながら、夕方にラブシートなどの被覆資材を取り除きます。
 定植10〜13日前にスーパーリンサン42を1000倍に希釈し、潅水します。

病害虫防除(土壌消毒をしていない圃場)

・苗立枯病
発芽10日後頃
オーソサイド水和剤80 600倍 (収穫前日まで5回以内)

・コガネムシ類幼虫
 ダイアジノン粒剤5   10㌃当たり 4〜6㌔ (全面土壌混和・収穫30日前まで2回以内)

10月 松山長なす


☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

病害虫防除

・うどんこ病
パルミノ      2000倍 (収穫前日まで3回以内)

・アブラムシ類
モスピラン顆粒水溶剤     2000倍 (収穫前日まで3回以内)

10月 柑きつ


☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

樹上選果

加工用になりそうな果実は収穫までに摘果し、正品率を上げます。

夏秋梢の処理

伊予柑は、多く発生した夏秋梢を放置しておくと、翌年の着花過多につながります。新梢の発生を良くするため、夏秋梢を切ります。

①樹形を乱すため、垂直に立ち上がった枝は、基部から切ります。
②斜め上や水平に伸びた夏秋梢を予備枝にする場合は、春枝と夏枝の境のコブを残して切ります。
③弱い夏秋梢はコブの下の春枝まで戻って切り返します。
④樹冠拡大が必要な場合は、充実したところで切ります。
⑤かいよう病の病斑のついた夏秋梢は必ず取り除きます。

極早生温州の収穫

着色の進んだ果実から収穫していきます。果皮が傷つくと腐敗しやすくなるため、丁寧に取り扱います。傷ついた果実は混入しないようにします。

秋肥の施用( 10㌃当たり)

樹勢の回復と翌年の結実、新梢の発生を良くするために、秋肥を施します。

10月下旬

・極早生温州
農協果樹配合765  140㌔

・早生温州
農協果樹配合765  160㌔

温州みかんの病害虫防除

・腐敗防止剤(収穫前)
ベフトップジンフロアブル    1500倍
(かんきつ〈みかん除く〉は収穫前日まで2回以内、みかんは収穫7日前まで3回以内)

10月 ソラマメ


品種


『陵西一寸』

播種時期(低温処理を除く)


10月10〜20日頃

播種量(10㌃当たり)


・L字仕立栽培…8㍑
・U字仕立栽培…7㍑

播種と育苗


 トロ箱に籾がらを敷き、清潔な砂または山土(真砂土)を上から7〜8㌢詰めます。
 4㌢間隔に一粒ずつ、オハグロを下向きにして、7割程度さし込みます。 
 

 種の腐敗対策として、播種時にカルクロン400倍を播種床へ潅注します。播種後は、たっぷり潅水します。
 活着後は、アブラムシによるウイルスの感染を防ぐため、白色の寒冷紗でトンネル被覆をします。


定植準備(10㌃当たり)


 L字仕立て…畝幅120㌢、株間50㌢、1660株が目安
 U字仕立て…畝幅150㌢、株間50㌢、1330株が目安

施肥


・完熟堆肥      3000㌔
・粒状苦土石灰     160㌔
・スーパーSRコート    80㌔
・BMリンスター      20㌔

低温処理栽培


①順化

低温処理をした後に半日ほど、風の当たらない涼しい日陰に種を置き、外気温に慣らします。

②定植方法

⑴浅く掘った植穴に、アドマイヤー1粒剤2㌘と山土(真砂土)を400㏄ 程度入れます。
※雑草の発生を抑えるため、マルチの穴が完全に隠れるよう山土(真砂土)を置きます。

⑵根を傷めないよう注意し、種の3分の1程度が出るよう植え付けます。その時、種や芽の部分に圃場の土が触れないよう山土(真砂土)の中に植えます。

⑶定植後は立枯病を予防するため、タチガレン液剤500倍と、ガイピープロ1000倍を一株当たり200㏄ を株元に潅注します。

鳥害対策


 定植後は、カラスによる引き抜き被害を防ぐため、苗の真上にテグスを2段張りにします。

2018年9月1日土曜日

9月 レタス


☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

品種と播種期


・マイヤー  8月15日〜9月5日

・ミッション 9月5〜15日

・スターレイ 9月10〜30日

・レイヤード (1月採り)  9月25日〜10月10日

育苗管理


≪播種≫

一斉に発芽するよう、夕方に播種します。発芽までは、種が乾燥しないように潅水します。

200穴または220穴のセルトレイを準備します。培土は与作N‐150またはタキイ長期肥効培土を使います。

必要資材は下記の通りです。



一穴に一粒ずつ種を播き、セルトレイを10段積みにします。上段を新聞紙で覆った後、新聞紙が湿る程度に散水します。

コートが割れたら、白の寒冷紗をかけて管理します。

本葉が出始める頃に、セルトレイを地面から浮かせます。徒長防止のため、夕方の潅水は控えます。

定植


≪定植前日〜定植時≫

ジュリボフロアブル  200倍 
( セルトレイ1箱当たり0.5 ㍑潅注・1回以内)

栽植密度は、畝幅150㌢、株間30㌢、条間30㌢とし、本葉2.5〜3枚の若苗を浅植えします。

9〜10月採りは、白黒マルチを使います。

露地栽培の基肥(10㌃当たり)


・完熟堆肥      2000㌔

・粒状苦土石灰     120㌔

・レタス肥料602   100㌔

基肥を施した後は、畝を立てて整地します。

定植時に、腐敗病や斑点細菌病対策としてオリゼメート粒剤を9㌔と、ネキリムシ対策としてフォース粒剤9㌔を土壌混和します。

病害虫防除


ハスモンヨトウ・オオタバコガ


アファーム乳剤    1000〜2000倍
(収穫3日前まで3回以内)

育苗時及び定植後もフェロモントラップを設置します。

9月 柑きつ


☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

仕上げ摘果


≪温州みかん≫

着果が良好な樹は、小玉果や傷果、大玉果を中心に摘果し、玉揃いを良くします。

不作の樹は、果皮の粗い大玉になるため、生育不良の果実も結果させておき、収穫前に樹上選果して、秀品率を高めます。

≪伊予柑≫

果実が肥大すると摘果を控えがちですが、後期に肥大させるため、小玉果や腰高果、軸の太い直立果を摘果します。

土壌管理


≪温州みかん≫

土壌を乾燥させると、品質が良くなるため、水分が蒸散するよう土壌を裸地化し、雨水が園外に排出するよう溝切りをします。

≪伊予柑≫

土壌が乾燥する場合は、後期の肥大と減酸を促すため、1回につき10㌃当たり15〜20㍉を潅水します。

台風対策


幼木や高接樹は、株元の揺れや枝折れを防ぐため、支柱を立て誘引します。

病害虫防除


収穫前日数に注意し散布します。

黒点病


ジマンダイセン水和剤   600倍
(かんきつ〈みかん除く〉収穫90日前まで4回以内、みかん収穫30日前まで4回以内)

ミカンハダニ・ミカンサビダニ


ダニゲッターフロアブル   2000倍
(かんきつ収穫前日まで1回以内)

応急


かいよう病


コサイド3000  2000倍  +  クレフノン  200倍

台風接近前に散布します。

カメムシ類(応急)


ロディー乳剤    2000倍
(かんきつ収穫7日前まで4回以内)

9月 タマネギ


☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

作型


床苗

播種する30日前までに、1平方㍍当たり堆肥2 ㌔と粒状苦土石灰120㌘、農協専用化成500を100㌘施します。耕起と砕土した後は、畝幅120㌢の苗床を作り、土壌消毒をします。

土壌消毒

≪バスアミド微粒剤の場合≫

バスアミド微粒剤を1平方㍍当たり20〜40㌘散布します。レーキ等で浅く混和し、潅水した後、ビニールで被覆します。
10日後に被覆を除去し、レーキ等で浅く整地し、ガス抜きをします。

≪NCSの場合≫

NCSを30倍に薄めて散布し、ビニールで被覆します。
7〜10日後に、1回目のガス抜きをします。その後、2、3回ガス抜きをし、無臭になってから平らにならします。

播種(10㌃当たり)

200㌘をすじ播きします。
播種後は、完熟堆肥と無病の土を1対1で配合し、篩にかけながら5〜6㍉の厚さになるよう覆土します。
潅水後は、種の見えるところは再び覆土し、乾燥を防ぐために苗床をラブシート等で覆います。

育苗管理

発芽までたっぷり潅水し、発芽後も乾燥させないよう潅水します。
1週間ほどで発芽が揃うため、徒長しないよう、夕方にラブシート等を取り除きます。

9月 にこまる


水管理

登熟期は水を溜めたままにせず、浅水の間断潅水で管理します。

台風が来るときは、深水にしておきます。

病害虫防除(10㌃当たり)

≪出穂後防除(必須防除カメムシ対策)≫

カメムシ類・ウンカ類・ツマグロヨコバイ

カメムシが発生する地区は、必ず防除します。

・出穂から7〜10日以内
アルバリン粒剤      3㌔
スタークル豆つぶ   250㌘

・出穂から10〜14日以内
アルバリン粉剤DL    3㌔
アルバリン顆粒水溶剤   2000倍

(四剤ともに収穫7日前まで合計3回以内)

9月 コシヒカリ あきたこまち


水管理

落水が早いと登熟不良になるため、土壌水分を80㌫に保ち、出穂から30日後(刈り取り3日前)を目安に落水します。

収穫

刈り遅れると品質が低下します。出穂から30〜32日経った頃に、一株の最長稈の穂が80㌫程度まで黄化したら刈り取ります。

収穫適期が短いため、天候や面積を考慮しながら早めに収穫を始め、収穫適期内に終わらせましょう。

9月 松山長なす


管理

整枝やせん定、ホルモン処理、追肥、潅水を継続します。

台風対策

≪台風前≫

・防風ネットや支柱、誘引ひもがしっかり固定されているかを確認します。

・大雨に対応できるように、排水溝を補修します。

≪台風通過後≫

・樹勢を回復させるため、液肥などを葉面散布し、殺菌剤で防除します。

・液肥 ガイピープロ   800倍
※農薬混用可 (混用時は1000倍)

褐色腐敗病

ホライズンドライフロアブル   2500倍 (収穫前日まで3回以内)

病害虫防除

灰色かび病・菌核病・すすかび病・うどんこ病

アフェットフロアブル   2000倍 (収穫前日まで3回以内)

オオタバコガ・ハスモンヨトウ

プレオフロアブル   1000倍 (収穫前日まで4回以内)

アブラムシ類・コナジラミ類・ミナミキイロアザミウマ

ベストガード水溶剤   1000倍 (収穫前日まで3回以内)

2018年8月1日水曜日

8月 久万高原清流米



水管理

幼穂形成期から穂ばらみ期、出穂期にかけて、最も水を必要とする時期です。湛水状態を保ち、時々水を入れ替えます。
 出穂期以降は、土壌の乾燥や湛水状態が続くと根が傷むため、間断潅水し、程良い水分状態を保ち、地温を下げるようにします。

病害虫防除(10㌃当たり)

出穂期以降はカメムシの発生が予想されるため、個人で防除する場合は、必ず出穂期の7〜10日後にスタークル粒剤を3㌔施します。

収穫

圃場の条件によって異なりますが、早期に落水をすると充実度が下がり、品質と等級の低下につながるため注意します。刈り取りの適期は出穂後40〜50日頃で、一株の最長稈の黄変率は80〜85㌫です。
 早刈りや刈り遅れになると品質が低下するため、適期を見極めましょう。

8月 トマト(久万高原野菜)

草勢維持

気象の変化や着果、肥大などによる主枝への負担を減らします。適期にわき芽や下葉を取り除き、つり下げ誘引をします。また、10〜14日おきにガイピープロを8 0 0 〜1000倍に薄めて葉面散布し、草勢維持に努めます。

収穫

選果の基準を守り、適期に収穫します。

潅水・温度管理

気象の変化に合わせて、潅水と温度管理をします。潅水量は、畝の水分状態を見て調節します。目安は一株当たり2㍑です。また、高温障害を防ぐため、ハウスのサイドビニールを開け、十分に換気します。

台風対策

防風ネットを張り、排水溝を確認します。風雨前後に、ハウス内を換気し、土壌の水分調節や病害対策、草勢を維持します。

8月 ピーマン

草勢維持

着果や肥大による負担を減らすため、適期に潅水します。
 収穫最盛期には、一株当たり2㍑以上を目安に、天候や草勢を見て潅水してください。また、ガイピープロを800倍に薄め、7〜10日おきに葉面散布します。

病害虫防除

軟腐病

ドイツボルドーAを800倍に薄め、定期的に散布します。

収穫

採り遅れがないよう、Lと2L果を中心に適期に収穫します。

防風・排水対策

事前に防風ネットを張り、排水溝を点検します。台風通過後は、早期に樹勢を回復させるため、防除およびガイピープロを800倍に薄め、7〜10日おきに葉面散布します。

8月 柑きつ

 
☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

仕上げ摘果(8月下旬頃〜)

 ・温州みかん
  味の良い果実は果梗が細く、下に垂れて、日がよく当たる樹冠外周部に着果しています。傷果や小玉果、果梗の太い大玉果、天成り果を取り除きます。

 ・伊予柑
  小玉果や直花果、腰高果などを注意して摘果します。品質向上のため、80〜100葉に1果になるよう全園で仕上げ摘果をします。


初秋肥の施用(10㌃当たり)

・早生伊予柑(8月下旬)
 農協果樹配合755    90㌔

台風対策( 10㌃当たり)

台風通過前に散布します。

 コサイド3000  2000倍
        + 
 クレフノン     200倍   (二剤ともに日数と使用回数に制限なし)

 台風通過により潮風を受けた場合は、6時間以内に2〜3㌧を散水し、塩分を洗い流します。

病害虫防除

黒点病(8月中〜下旬)

ジマンダイセン水和剤   600倍 
  (かんきつ〈みかん除く〉は収穫90日前まで4回以内、みかん収穫30日前まで4回以内)

  ※前回の散布から25日後か、積算降雨が200㍉以上あれば防除します。

 アビオンE  1000倍を混用

ミカンサビダニ(8月中〜下旬)

 ハチハチフロアブル  3000倍 (かんきつ収穫前日まで2回以内)

ヤノネカイガラムシ・コナガカイガラムシ類

コルト顆粒水和剤   3000倍 (かんきつ収穫前日まで3回以内)

ミカンハダニ・ミカンサビダニ

(応急)
 ダブルフェースフロアブル   2000倍 (かんきつ収穫前日まで1回以内)

8月 エダマメ



 
☆赤線の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。



潅水

開花期以降は、特に土壌を乾燥させないようにします。子実の肥大を促すため、乾燥が続く場合は定期的に夕方、畝間潅水します。

病害虫防除(下表)

開花期以降は病害虫の発生に注意し、適期に防除します。

栽培管理

開花期から10日おきに、ガイピープロを1000倍に薄めて葉面散布します。子実肥大期には、ポン液肥2号を600倍に薄めて葉面散布します。
 莢の光沢や色づきを良くするため、収穫3日前に、ポン液肥2号を600倍に薄めて葉面散布します。

収穫

品質の低下を防ぐため、朝夕の気温の低い時間帯に収穫しましょう。

8月 水稲

穂肥の施肥


病害虫防除(表1・2)

農薬は使用基準を守り、他の作物や圃場への飛散と河川への流出を防ぎましょう。

8月 モモ


晩生種の収穫

果実の温度が低い早朝に収穫し、丁寧に扱います。

枝管理

花芽分化の時期です。日照不足は花芽の充実不良につながるため、枝を整理し、光条件を改善します。
 密植する園は早めに間伐し、翌年の結果枝に覆い被さっている徒長枝や大枝を取り除きます。時期が早いと再発芽するため、新梢の伸長が止まる8月下旬頃に取り除きます。せん定が強すぎると樹勢が低下するため、樹勢に応じて量を調節しましょう。

8月 松山長なす


管理

樹勢を安定させるため、継続してせん定や摘葉、追肥などをします。

潅水

高温で根が焼けるのを防ぐため、日中の暑い時間帯を避け、地温の低い早朝や夕方に潅水します。

追肥(慣行施用の場合・10㌃当たり)

収穫初め頃から生育に応じて、燐硝安加里FTE入りS604を1回につき20㌔施します。

苦土欠乏対策(10㌃当たり)

葉脈間が黄化してきたら、硫酸マグネシウムを1000倍に薄め、300㍑を葉面散布するか、肩口に20㌔を施します。

生育調整剤(10㌃当たり)

樹勢を維持するため、左記の液肥を7〜10日間隔で葉面散布します。

・ちっ素欠乏
 グロースター1号を100倍に薄め、200㍑を施します。

・日照不足
ガイピープロを600〜800倍に薄め、200㍑を施します。

病害虫防除

褐色腐敗病・すすかび病

プロポーズ顆粒水和剤       1000倍 (収穫前日まで4回以内)

うどんこ病

パンチョTF顆粒水和剤       2000倍 (収穫前日まで2回以内)

ハダニ類・マメハモグリバエ

コロマイト乳剤       1500倍 (収穫前日まで2回以内)

オオタバコガ・ハスモンヨトウ

プレオフロアブル       1000倍 (収穫前日まで4回以内)

アブラムシ類・アザミウマ類

ウララDF       2000倍 (収穫前日まで3回以内)
 

2018年7月1日日曜日

7月 久万高原清流米

 
 


中干し


 根の活力を維持し、無効分けつをなくすため、目標茎数を満たしてから中干しします。中干し後は、6月中旬から下旬までにPKミックスを10㌃当たり20㌔施します。
 定期的に畦畔の草刈りをします。

目標茎数


コシヒカリ……………22本

あきたこまち…………24本

穂肥(10㌃当たり)


 品種の生育具合に応じて、あきたこまちとフクヒカリ、キヌヒカリは出穂の25日前に、コシヒカリは出穂の20日前に、ユーキくん穂肥を施します。

あきたこまち…………19㌔

フクヒカリ……………19㌔

キヌヒカリ……………19㌔

コシヒカリ……………15㌔

7月 トマト(久万高原野菜)



潅水・温度管理


 天候に応じて潅水と温度管理をします。
 草姿のバランスを整えながら、果実の肥大を促すため、1日当たりの潅水量と回数を調整し、定期的に潅水します。また、裂果の原因になるため、土壌の乾湿に注意し排水対策を万全にします。
 ハウス内の気温が25℃以上または、最低夜温が15℃以上になれば、昼夜ともサイドビニールを開けて換気します。

収穫


 選果の基準を守り、適期に収穫します。

病害虫防除


 灰色カビ病の原因となる枯れ葉や花弁の残りカスは、こまめに除去します。

防風対策


 台風や強風に備え、防風ネットを確認します。

7月 ピーマン(久万高原野菜)


草勢維持


 枝の垂れ下がりを防ぐため、株元から30〜40㌢の高さに1段ネットを張ります。2段ネットは1段目から30㌢ほど上部に張り、草勢に合わせて3段ネットを検討しましょう。

せん定


 茎葉が茂ると日照不足や風通しが悪くなり、落葉や腐敗果、病害虫の発生の原因になります。徒長枝は間引いて、せん定します。

病害虫防除


 生育最盛期は高温多湿です。病害虫の発生が予想されるため、防除基準に沿って管理します。

防風雨対策


①排水溝の整備(水はけを良くする)

②杭の補強

③整枝ネットの点検

④防風網の設置

7月 水稲

 
☆赤線の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

水管理


 水が必要な時期と、それほど必要でない時期があるため、生育に応じて浅水の間断潅水や中干しをします。

中干し


 田植え後30日ほど経ち、目標茎数の70〜80㌫になったら中干しを始め、小ヒビが入る程度に干し上げます。

目標茎数


コシヒカリ………………22本

あきたこまち……………24本

にこまる・ヒノヒカリ…28〜32本


 省力施肥や疎植栽培をする場合は、強い中干しを避けます。

病害虫防除



 






 農薬は使用基準を守り、他の作物や圃場外への飛散と、河川への流出を防ぎましょう。

出穂期


 水が必要な時期ですが、水を溜めないよう間断潅水し、土壌水分を80㌫に保ちます。

穂肥(NK化成32号)の基準量(10a当たり)



7月 柑きつ

 
☆赤字で表示されている農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

摘果


≪温州みかん≫

 樹冠上部摘果


 隔年結果の著しい園は、7月上旬までに樹冠外周と上部の果実を全て摘果し、下垂枝と樹冠内に着果させます。
 樹冠上部と主枝先端を成木で1㍍、10〜15年生で50㌢を目安に全て摘果します。

 枝別全摘果


 着果量の多い樹は、直径2㌢程度の枝を樹全体で3分の1程度選び、その枝を全て摘果します。そうすることで夏芽を発生させ、来年の結果母枝を確保します。
 摘蕾や再予備枝を設定していた枝に着果している場合も、全て摘果します。
 着果の少ない樹は、9月以降の仕上げ摘果が中心になるため、あら摘果を控えめにします。

≪伊予柑≫

 着果量の多い樹や樹勢の弱い樹からあら摘果をし、直花果や傷果、内成り果などを取り除きます。
 有葉果を中心に果実を残し、7月中に摘果を終えます。

病害虫防除


カイガラムシ類・ロウムシ類


 ・7月中旬頃

 スプラサイド乳剤40  1500倍
  (かんきつ〈みかん除く〉は収穫90日前まで4回以内、
   みかんは収穫14日前まで4回以内)

ゴマダラカミキリ幼虫(応急)


 ・7月中下旬

 モスピラン顆粒水溶剤 400倍
  (かんきつ収穫14日前まで3回以内)

  ※株元に散布します。

ミカンサビダニ


 ダニカット乳剤20  1000倍
  (かんきつ〈みかん除く〉は収穫60日前まで1回以内、
   みかんは収穫14日前まで1回以内)

黒点病


 エムダイファー水和剤 600倍
  (かんきつ〈みかん除く〉は収穫90日前まで2回以内、
   みかんは収穫60日前まで2回以内)

 アビオンE  1000倍を混用

  ※ 前回の散布から積算降雨量が200㍉になるか、25日経過すれば散布します。

7月 エダマメ

 

品種

 
 『えぞみどり』
 

播種

 
 最終播種日の7月20日までに順次播種します。両サイドに一穴二粒ずつ、中央に一、二粒を直播きします。播種後の生育日数は約70日です。
 鳥害対策のため、寒冷紗をベタ掛けします。
 

潅水

 
 開花期以降の乾燥は、不稔莢が発生する原因になるため、土壌を乾燥させないようたっぷり溝潅水します。
 

病害虫防除

 莢の品質が低下するため、カメムシの発生に注意し、定期的に防除します。
 
≪開花期≫
 

 ハダニ類

 
  コロマイト乳剤   1500倍 (収穫前日まで2回以内)
 

 フタスジヒメハムシ・カメムシ類・ハスモンヨトウ

 
  トレボン乳剤    1000倍 (収穫14日前まで2回以内)
 
莢肥大期≫
 

 カメムシ類・ハスモンヨトウ

 
  アファーム乳剤   1000〜2000倍 (収穫3日前まで2回以内)
               +
  アルバリン顆粒水溶剤    2000倍 (収穫7日前まで2回以内)
 

除草

 
 ≪雑草生育期(10㌃当たり)≫
 
  バスタ液剤
     300〜500㍉㍑/水100㍑ (収穫14日前まで3回以内・畝間処理)
 
  ポルトフロアブル
     200〜300㍉㍑/水100㍑ (収穫14日前まで1回・イネ科雑草の3〜8葉期)

7月 松山長なす

 
☆赤字で表示されている農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。 

摘芯・摘葉・せん定

 
 常に圃場を見回り、側枝の摘芯や摘葉、わき芽の除去に努め、一芽で切り返してせん定し、収穫します。

潅水


 土壌の乾燥が続くと果実の肥大に影響し、収量や品質、樹勢が低下します。乾燥が続く場合は、2〜3日おきに潅水します。また、滞水すると根腐れや根痛みを起こすため、排水を良くします。

ホルモン処理


 開花前日か当日の午前中に、トマトトーン50倍を柱頭部分に散布して授粉させます。

追肥(慣行施肥の場合・10㌃当たり)


 収穫開始頃から終了まで、燐硝安加里FTE入りS604を10〜14日ごとに20㌔を継続して施します。

苦土欠乏対策(10㌃当たり)


 硫酸マグネシウムを1000倍に薄め、300㍑を葉面散布するか、肩口に20㌔施します。

病害虫防除


褐色腐敗病


 プロポーズ顆粒水和剤    1000倍 (収穫前日まで4回以内)

 ホライズンドライフロアブル  2500倍 (収穫前日まで3回以内)

灰色かび病・うどんこ病


 アフェットフロアブル      2000倍 (収穫前日まで3回以内)

オオタバコガ・ハダニ類・ミナミキイロアザミウマ


 コテツフロアブル        2000倍 (収穫前日まで4回以内)

アブラムシ類・ハダニ類


 アーデント水和剤       1000倍 (収穫前日まで4回以内)

2018年6月1日金曜日

6月 トマト(久万高原野菜)

潅水


 排水対策を万全にし、土壌の水分状態を確認します。畝の深層部まで根を張らせるため、活着後は、生長点や茎、葉をしおれさせないよう管理します。
 潅水量は、2段開花頃まではやや少なめにします。その後は、天候や草勢を見ながら徐々に増やします。
 梅雨期でも、土壌水分や生育を見ながら潅水量を調節し、しおれないように注意しましょう。

温度管理


 ハウス内の温度は、日中23〜28℃に、夜間は12〜15℃を目安に管理します。日中は高温多湿にならないように、ハウスの側面や裾を開け換気します。気温が下がる夕方までにハスウのビニールを閉め、夜間の地温低下や極端な土壌水分の変化を防ぎます。

追肥


 1段花房がゴルフボールより大きくなったら、草勢を見て追肥を始めます。多量に追肥せず、少量ずつ複数回に分けます。

摘果


 果実がゴルフボール大になった頃に摘果し、草勢を維持します。着果数の目安は、1〜2段花房は3個、3段花房以降は3〜4個です。ただし、草勢が弱い場合は2個程度まで摘果しましょう。

授粉処理


 果実を確実に着果させるため、トマトトーンを100〜200倍に薄め、3〜4番開花頃に少量ずつ噴きかけます。2度がけをせず、気温が上がるにつれ濃度を薄めます。

病害虫防除


 病気を予防し、害虫の早期発見に努め、「〇久(まるきゅう)高原トマト防除暦」を守ります。防除は薬剤が十分に乾く日に散布します。防除器具は、こまめに点検してから使います。防除後は、ホース内の残液などにも注意して洗浄します。

記帳管理


 管理日誌や防除日誌に日々の作業や防除内容などを記入します。

6月 ピーマン(久万高原野菜)

 

定植

育苗後期は肥料切れを起こさないように追肥し、勢いのある苗に仕上げます。また、苗を外気温に慣らすため、育苗ハウスの換気に努めます。
 定植前に、植穴へオリゼメート粒剤を一株当たり5㌘施します。1番花が開花直前で、根が白く、生育が揃った苗を定植します。
 定植する苗は、セルトレイ苗に十分潅水してから丁寧に抜き取ります。
 活着を促すため、晴れた日の午前中に定植します。

定植後の管理

鉢土と作土が落ち着く程度に潅水します。その後、支柱を立てて誘引します。
 早めに誘引ネットを準備し、草勢維持に努めます。
 第1花は摘花します。
 腰まきビニールなどを設置し、保湿と防風対策に努めます。

梅雨期対策

根は過湿に弱く、雨水などが停滞すると根腐れを起こすため、排水対策を万全にしておきます。

追肥

樹勢を見ながら、肥料切れを起こさないように追肥を始めます。

病害虫防除

圃場の周辺を除草します。「久万高原ピーマン病害虫防除計画」に沿って定期的に防除し、日誌に正確に記入します。

6月 水稲

 
☆赤字で表示されている農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

土づくり(10㌃当たり)

稲の生育を助けるため、田植えの10日前までに下記の土壌改良材をいずれか必ず施します。
・粒状珪酸苦土鉄   120㌔
・鉄強化美土里   60㌔
※野菜や麦類跡地では、残さの腐熟を促すため、豊土サングリーン元肥用を5〜10㌔施します。

倒伏軽減施肥基準

野菜跡地などの場合に施します。

病害虫防除薬剤の箱施用(1箱当たり)

田植え前日か当日に必ず箱に施します。

極早生品種

フルサポート箱粒剤   50㌘
 (いもち病や紋枯病、ウンカ類、ツマグロヨコバイ等害虫の同時防除)

中生品種及びいもち病の多発地域

デジタルバウアー箱粒剤   50㌘
 (いもち病やツマグロヨコバイ、ウンカ類等害虫の同時防除)

栽植密度

一株3、4本で、あきたこまちとコシヒカリは坪当たり50〜60株、にこまるは37〜50株を植えます。

普通化成施肥基準(表1〜3)



省力施肥基準


 

除草剤使用基準

ジャンボタニシ対策(スクミリンゴガイ)

早期発見に努め、貝や卵塊を見つけたら、物理的防除(補殺)や薬剤防除をしましょう。

薬剤防除(移植後・10㌃当たり)

ジャンボたにしくん(殺貝効果・残効7日間)

1〜2㌔ (収穫60日前まで2回以内)

スクミハンター(食害防止効果・残効2週間)

1〜2㌔ (収穫45日前まで3回以内)
 いずれも、3〜5㌢の湛水状態で均一に散布し、散布後7日間は落水やかけ流しをせず、湛水状態を保ちます。

除草剤使用の注意事項

・雑草の多い圃場は体系防除をします。
・レンコンやクワイ、セリなどは生育を阻害する恐れがあるため、隣接する圃場に十分注意します
・アオサが多発するところは、発生後では、除草剤の拡散が悪くなり、効果が落ちるため、田植え直後に使います。
・高温時は、クリンチャーバスME液剤の散布を避けます。展着剤は使わないでください。

水管理

・植付け後から活着期…湛水
・分けつ期…浅水間断潅水
・中干し…目標茎数の70〜80㌫で開始
 省力施肥と疎植栽培は、強い中干しを避けます。

目標茎数

あきたこまち………24本
 コシヒカリ…………22本
 にこまる……………28〜32本

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