2018年10月1日月曜日

10月 柑きつ


☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。

樹上選果

加工用になりそうな果実は収穫までに摘果し、正品率を上げます。

夏秋梢の処理

伊予柑は、多く発生した夏秋梢を放置しておくと、翌年の着花過多につながります。新梢の発生を良くするため、夏秋梢を切ります。

①樹形を乱すため、垂直に立ち上がった枝は、基部から切ります。
②斜め上や水平に伸びた夏秋梢を予備枝にする場合は、春枝と夏枝の境のコブを残して切ります。
③弱い夏秋梢はコブの下の春枝まで戻って切り返します。
④樹冠拡大が必要な場合は、充実したところで切ります。
⑤かいよう病の病斑のついた夏秋梢は必ず取り除きます。

極早生温州の収穫

着色の進んだ果実から収穫していきます。果皮が傷つくと腐敗しやすくなるため、丁寧に取り扱います。傷ついた果実は混入しないようにします。

秋肥の施用( 10㌃当たり)

樹勢の回復と翌年の結実、新梢の発生を良くするために、秋肥を施します。

10月下旬

・極早生温州
農協果樹配合765  140㌔

・早生温州
農協果樹配合765  160㌔

温州みかんの病害虫防除

・腐敗防止剤(収穫前)
ベフトップジンフロアブル    1500倍
(かんきつ〈みかん除く〉は収穫前日まで2回以内、みかんは収穫7日前まで3回以内)

このページの先頭へ