2018年10月1日月曜日

10月 ソラマメ


品種


『陵西一寸』

播種時期(低温処理を除く)


10月10〜20日頃

播種量(10㌃当たり)


・L字仕立栽培…8㍑
・U字仕立栽培…7㍑

播種と育苗


 トロ箱に籾がらを敷き、清潔な砂または山土(真砂土)を上から7〜8㌢詰めます。
 4㌢間隔に一粒ずつ、オハグロを下向きにして、7割程度さし込みます。 
 

 種の腐敗対策として、播種時にカルクロン400倍を播種床へ潅注します。播種後は、たっぷり潅水します。
 活着後は、アブラムシによるウイルスの感染を防ぐため、白色の寒冷紗でトンネル被覆をします。


定植準備(10㌃当たり)


 L字仕立て…畝幅120㌢、株間50㌢、1660株が目安
 U字仕立て…畝幅150㌢、株間50㌢、1330株が目安

施肥


・完熟堆肥      3000㌔
・粒状苦土石灰     160㌔
・スーパーSRコート    80㌔
・BMリンスター      20㌔

低温処理栽培


①順化

低温処理をした後に半日ほど、風の当たらない涼しい日陰に種を置き、外気温に慣らします。

②定植方法

⑴浅く掘った植穴に、アドマイヤー1粒剤2㌘と山土(真砂土)を400㏄ 程度入れます。
※雑草の発生を抑えるため、マルチの穴が完全に隠れるよう山土(真砂土)を置きます。

⑵根を傷めないよう注意し、種の3分の1程度が出るよう植え付けます。その時、種や芽の部分に圃場の土が触れないよう山土(真砂土)の中に植えます。

⑶定植後は立枯病を予防するため、タチガレン液剤500倍と、ガイピープロ1000倍を一株当たり200㏄ を株元に潅注します。

鳥害対策


 定植後は、カラスによる引き抜き被害を防ぐため、苗の真上にテグスを2段張りにします。

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