2023年11月1日水曜日

11月 実エンドウ、莢エンドウ

   

        キヌサヤ(サヤエンドウ) 画像1と2 無料写真素材 「花ざかりの森」

エンドウ類には、スナップエンドウ・絹さやエンドウの莢エンドウと、ぶんど豆やグリーンピースと呼ばれる実エンドウがあります。

栽培のポイント

・エンドウ類は深根性で酸素要求度が高いため、水はけのよいほ場を選びます。
・酸性土壌では生育不良となるため、土が酸性のところは石灰を施用します。
・連作を極端に嫌うため、5~6年あけて栽培するようにします。
エンドウは気温の低下する秋に播種し、耐寒性の強い幼苗で冬を越すようにします。越冬時は生育が進みすぎていると寒害を受けやすいため、10月中旬~11月中旬ごろが播種の目安となります。根は過湿に弱いので、できるだけ高畝にし、畝幅は120cm~150cm程度とします。雑草防止、水分や肥料分保持のため、黒マルチ又は銀黒マルチを張ります。

基肥(1㎡あたり)

・化成肥料(8-8-8) 60g
・過リン酸石灰(リン酸肥料) 30g

種まき

株間25~35cmで1か所に3~4粒の点播きにします。
発芽後、本葉2枚くらいまでに2本に間引きします。
※鳥害を防止するため、不織布をべたかけしたり、防鳥テープを利用しましょう。また、ポリペットで育苗してから定植するのも良い方法です。本葉3~4枚になったら根鉢を崩さないように植付けます。



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