2024年1月4日木曜日

1月 かんきつの時間

  





Q かんきつ栽培でやることは?




A 苦土石灰の施用とマシン油乳剤を散布しましょう!


苦土石灰の施用

土壌酸度を矯正するため、2月上旬までに苦土石灰を1a当たり10kg施します。

マシン油乳剤の散布

収穫から1週間以上経過し、晴天が2、3日続く暖かい日を選んで「マシン油乳剤95」を45倍に薄めて散布します。樹勢回復のため「尿素」400倍を添加しましょう。
マシン油乳剤は主成分が「機械油」です。薄めて散布することで、カイガラムシなどの表面を油分で被膜して窒息死させます。そのため、葉の裏や幹・幹の割れ目などにも丁寧に散布し、薬液が害虫に充分かかるようにすることが大切です。マシン油乳剤は、ヤノネカイガラムシやそのほかのカイガラムシ、ハダニ類の卵、サビダニにも効果があります。「マシン油乳剤95」の散布は、樹体にも影響がありますので、樹勢が弱っている場合には散布を控えるか「ハーベストオイル」80倍の散布にしましょう。



寒害対策

風が当たりやすい園地は、寒冷紗などで被覆します。また、乾燥が続く場合は、落葉を防ぐため、30mm程度潅水します。



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