6月 ピーマン
整枝・摘果
一番花の第一次分枝より下のわき芽は除去します。第二次分枝より下のわき芽は除去します。第二次分枝の4本を主枝にして斜め45度に誘引します。第二次分枝より上の枝は放任としますが、枝が込み合ってきたら枝を間引きし、株の中に光線を入れ風通しを良くします。樹勢維持のため、奇形果や病害虫の被害果は早めに摘果します。
追肥
追肥は、実の収穫が始まるころから行います。10∼15日置きに化成肥料を1株当たり一つまみ(15g)施し、草勢が低下しないようにしましょう。
アブラムシの防除
ウイルス病を保毒したアブラムシが寄生すると、樹液を吸汁する際にウイルス病にかかります。ウイルス病抵抗性品種ではないピーマンは、発病すると正常な実がつかなかったり収量が激減したりします。シルバーマルチなどでアブラムシの飛来を防いだり、定植後から定期的に防除をしましょう。
・トレボン乳剤 1000倍
(収穫前日から3回以内)
・ウララDF 2000∼4000倍
(収穫前日まで2回以内) など