2023年1月1日日曜日

1月冬野菜

 

野菜の寒さ対策
今年の冬は寒い予想!

 11月下旬を過ぎると低温のため、特に軟弱野菜は正常に生育しなくなります。
 べた掛け資材(不織布)を用いたり、ビニールやポリフィルムを用いてトンネル栽培にするなどの防寒・防風対策を行うようにしましょう。

べた掛け

 不織布を用いる簡単な対策です。
 保温効果は低いですが、霜による葉焼けなどを防ぐことができます。

トンネル被覆

 低温期になると露地では種まきができませんが、ビニールやポリフィルムを用いてトンネル栽培すれば真冬から早春にかけて良品を収穫することができます。
 保温力は、ビニールが優れていますが、ポリフィルムでも十分効果を上げることができます。



※生育が進み始めると、日中はトンネル内の温度が上がりすぎて軟弱化してしまうのでこまめな換気が必要です。

また、トンネル被覆をしていても、夜間は外気温との差がほぼないため、トンネル内の野菜をべた掛け資材で覆ったり、トンネルの上から毛布やこもなどをかけると保温効果が高まります。

被覆資材の種類と特徴

Ⅰ「トンネル被覆」

①農業用ビニール=塩化ビニール樹脂製フィルム(通称・農ビ)
 ↓商品名「ノービエースみらい」
②農業用ポリオレフィン系特殊フィルム(通称・農PO)
 ↓商品名「スカイコート5」
③農業用ポリエチレンフィル(通称・農ポリ)
 ↓商品名「オークラ農ポリ」

Ⅱ「ベタ掛け被覆」

④農業用ポリエステル系長繊維不織布(通称・不織布)
 ↓商品名「パスライト」など



このページの先頭へ