2022年11月1日火曜日

11月タマネギ

 タマネギ・エンドウは、植える時期に気を付けて


 定植

晩生品種(もみじ3号など)は、11月20日ころに排水の良い圃場に定植します。1a当たりの目安は2000株です。
 定植時期が早過ぎたり、大苗を植えるとトウ立ちや分球の原因になります。草丈が25㎝程度で基部の直径5〜6㎜、1本の重量が4〜5g の良質な苗を選びます。
 畝幅は130㎝、条間は24〜25㎝、株間は15㎝で4条植えにします。
 定植時には、苗に直射日光や風を当てないようにし、根を乾燥させないようにします。植える深さは2〜3㎝とし、葉の分岐点より上に土をかけないようにします。根が地上に出ないように植え込み、定植後5日間くらいは活着を促すため、乾燥すれば潅水します。

施肥

 施肥量は、基肥半量、追肥半量とします。年内に生育が進みすぎると、トウ立ちや分球が増加するため、年内の生育を抑えて1月から肥効を高め、3月上旬に最後の追肥を行うようにします。基肥にリン酸を十分に与え、根張りをよくします。
基肥(1㎡当たり)
 化成肥料(8ー8ー8) 150g

除草剤(1a当たり)

 雑草が生える前に必ず散布します。定植後にトレファノサイド粒剤2.5を2㎏、または水
10ℓにトレファノサイド乳剤を30㏄希釈して散布します。
※雑草対策としては、除草剤の他に黒マルチ(4条穴あき)を使用する方法もあります。




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