2023年9月1日金曜日

9月 おこめの時間

Q 出穂後に気を付けることは?
A カメムシと刈り取り時期に注意しよう!


近年、カメムシによる斑点米の発生が多くなっています。斑点米は、カメムシ類が水稲の籾に口針を突き刺し、吸汁加害することにより発生します。

原因① 温暖化による越冬数の増加や夏季の高温で好適な増殖環境となっている。
原因② 品種がコシヒカリ等の作付けが多くなり、気温の高い時期の収穫が多くなっている。
原因③ 耕作放棄地の増加で雑草などのカメムシのすみかが増えている。
原因④ 病害虫の一斉防除(日を決めて地区全体で一斉に防除すること)ができにくい環境となった。
今年も気温が高く雨の少ない、カメムシの増殖には好適な環境となっていますので、カメムシが発生する地域では必ず適期に防除を行いましょう。

病害虫防除(10a当たり)
出穂後防除

対象病害虫:カメムシ類・ウンカ類・ツマグロヨコバイ
※カメムシによる斑点米の発生防止のため、発生地区は必ず防除しましょう。
●粒剤での防除
出穂から7~10日以内
・アルバリン粒剤 3kg
又は
・スタークル豆つぶ 250g
●粉剤・液剤での防除
出穂から10~14日以内
・アルバリン粉剤DL 3kg
又は
・アルバリン顆粒水溶剤 2000倍 150ℓ
(四剤ともに収穫7日前まで合計3回以内)

水管理

落水が早いと登熟不良になるため、土壌水分を80%に保ち、刈り取り3日前を目安に落水します。また、台風が来るときは深水にしておきます。

収穫

刈り遅れると品質が低下するため、天候や面積を考慮して収穫を始め、収穫適期内(刈り取り適期から約6日間)に終わらせましょう。
「あきたこまち」や「コシヒカリ」は出穂から30~32日経った頃で、一株の最長稈の穂が80%程度まで黄化したら刈り取ります。





9月 松山長なす

  


この時期は夏期の高温や生り疲れで樹勢が低下しやすくなります。開花位置・花・実を見て樹勢の診断を行い、良好な状態を保ちましょう。

良好な樹勢とは

①葉は濃緑色で開花位置より先端に3~4枚の展開葉がある。
②花の色が濃く、大きくて雌すいが長い。
③果実の伸びが早く、先端がやや尖る。

樹勢が不良の場合の対策

果実を若穫りし、化成肥料等で追肥を行います。また、土壌が適湿になるように潅水しましょう。液肥の葉面散布(3~4日間隔で3回以上)も即効性があります。

病害虫防除
褐色腐敗病

・ホライズンドライフロアブル 2500倍
(収穫前日まで3回以内)

灰色かび病・菌核病・すすかび病・うどんこ病

・アフェットフロアブル 2000倍
(収穫前日まで3回以内)

オオタバコガ・ハスモンヨトウ・ミナミキイロアザミウマ

・プレオフロアブル 1000倍
(収穫前日まで4回以内)

アブラムシ類・コナジラミ類・ミナミキイロアザミウマ

・ベストガード水溶剤 1000倍
(収穫前日まで3回以内)

側枝の一芽切り返し剪定

①花の上の葉を1枚残して摘心
②主枝に近い1芽だけ残してそれ以外の芽を取る
③実を収穫するときに主枝に近い芽の所まで切り戻す。
着果数が制限されるため、後半まで樹勢が安定します。


9月 スティックカリフラワー

  

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一般的なカリフラワーより花梗が細長く分岐します。長く伸びた花茎は、軟らかくほんのり甘みがあり、生で食べてもおいしい野菜です。サッとゆでると甘みがより強くなり、スティックサラダやバーニャカウダで手軽に楽しめるスティック野菜です。

品種名:カリフローレ
播種時期:8月上旬
定植時期:9月上旬
収穫時期:11月下旬
花蕾が次の写真くらいになったら収穫します。

元肥(1㎡当たり)

・苦土石灰 120g
・化成肥料(15-10-10) 120g

定植

・畝幅90cm、株間35cmの1条植えか、畝幅130cm、株間35cmの2条千鳥植えとします。
追肥と土寄せ

・定植20日後に化成肥料を1株当たり10g施肥し、中耕土寄せを行います。2回目の追肥はその20日後に同量施肥します。

病害虫防除

・定植後1か月程度は、ハイマダラノメイガ、アオムシ、コナガ、ヨトウムシなどに注意しましょう。



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