2022年8月1日月曜日

青空土男から8月の農作業アドバイス

 資材の活用や潅水で
     野菜を暑さから守れ!

高温障害ってこういうこと!

 高温障害とは、気温の高さや強光によって農作物の生育に悪影響が及び、品質や収量の低下が起こることを指します。具体的には、野菜ではキャベツなどの結球性葉菜類の小球化、根菜類の肥大不足、トマト・メロンなどの果菜類の糖度不足、カボチャ・スイカなどの果実の日焼けがあげられます。花きでは短茎、奇形花、花色不良、ブラインドなどの症状が現われ、果樹では果実が日焼けし、モモなどでは果肉障害が発生し品質が低下します。
 高温障害の発生メカニズムについては不明な点が多いと言われていますが、高温により光合成能力が低下すること、呼吸量が増加し消耗が多くなること、代謝が異常になることなどが、原因と考えられています。 また、地温の上昇や土壌水分の不足、虫害や病害の発生も、品質や収量の低下に関連していると考えられます。

地温上昇を抑える資材を利用

 地温上昇抑制資材にはワラ(麦ワラ・稲ワラ)、白黒マルチ(上が白)などがあります。
 キュウリ・トマト・ナス・ピーマンの地温の適温は20℃前後です。土壌表面の温度上昇を
抑制することができれば、同時に土壌の水分量低下を抑えることができます。


潅水で土壌水分量を調整

 高温な状態下では、蒸散量が増えます。朝・夕に潅水を行い、土壌の水分管理を徹底しま
しょう。特に曇りがちな天気で雨が降った後などに晴れ上がる場合には、葉や茎がしおれやすいので、早めに潅水をしましょう。しおれがひどい場合は、葉っぱに霧吹きなどを用いて水を吹きかけるのも効果的です。

作物が大きくなってからの一日あたり潅水量の目安

トマト・ミニトマト…1〜2ℓ/株

キュウリ…………2.5〜3ℓ/株

ナス………………1.5〜3ℓ/株

ピーマン…………2〜3ℓ/株


カボチャ・スイカの日焼け対策

 果実に直射日光が長時間当たり続けると日焼けして皮が白くなり、見た目が悪くなるだけではなくそこから腐敗したりして品質が著しく低下します。
 対策としては、葉を被せたりワラや新聞紙で覆ったりしますが、果実に貼って使う「かぼ
ちゃまもるテープ」という白色の紙テープも商品化されています。





























2022年7月1日金曜日

7月 平野部の水稲









 

7月かんきつ

 


摘果

温州みかんや、伊予柑など中晩柑の摘果を行います 。摘果を行わないと養分を奪い合って果実が大きくならなかったり、翌年果実がつきにくくなることもあります。摘果で樹の負担を軽くし、大きさと味のそろった果実を収穫できるようにします。
※注意すること
 上向き果、キズ果、日焼け果、奇形果などを中心に摘果します。
※果実1個に対する葉っぱの数(目安)
 温州みかん…25〜30枚に対して1個
 中晩柑…80〜100枚に対して1個

病害虫防除

カイガラムシ類

7月中旬頃  
・コルト顆粒水和剤  3000倍    (収穫前日まで3回以内)

ゴマダラカミキリ幼虫(応急)

7月中下旬 
・モスピラン顆粒水溶剤 400倍(かんきつは収穫14日前まで3回以内)
                                                                 ※株元に散布します。

ミカンサビダニ

・ダニカット乳剤20 1000倍(かんきつ〈みかん除く〉は収穫60日前まで1回以内、みかんは収穫14日前まで1回以内)
 ダニカット乳剤20は、ハダニへの効果は期待できません。

黒点病

・エムダイファー水和剤 600倍(かんきつ〈みかん除く〉は収穫90日前まで2回以内、みかんは収穫60日前まで2回以内)アビオンE 1000倍を混用
※前回の散布から積算降雨量が200㍉になるか、25日経過すれば散布します。










  

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