2022年5月1日日曜日

5月 おこめ

 苗づくりは温度や水管理が大切!

育苗管理上のポイント

種もみの浸種・催芽を適正に

 種もみは、芽の長さ1㎜の鳩胸状態に催芽してから播種しましょう。(図1)

高温や低温に注意

 播種後積み重ねて出芽させる場合、置き場所によっては内部が30℃を超える場合がありますので、遮光する必要があります。また、気温の低い地域では低温にも注意が必要です。

適切な水管理

 出芽後、平らに並べてからの水管理は非常に重要です。近年は育苗期間中に高温・乾燥が続くことがあり、1日数回の潅水が必要になることもあります。乾燥で苗が傷むだけでなく根にも影響し、田植え後の活着や生育が悪くなることがあります。

平野部の水稲

種子消毒

 スポルタックスターナSE200倍とスミチオン乳剤1000倍を混用し、24時間浸漬します。
※処理中は時々かくはんします。種子は、網袋の8分目程度を目安にしましょう。

播種時期と浸種日数(表1)

 発芽を均一にするため、鳩胸状態になるまで浸種します。積算温度は100℃で、種子消毒日数は浸種日数に含みます。田植え予定日から逆算して、20〜25日前に播種しましょう。

播種と栽培密度

 一箱当たり催芽籾を180g まきます。10a当たり16〜20箱です。



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