2021年11月1日月曜日

11月 柑きつ


☆赤文字の農薬は、毒物劇物農薬に指定されています。
 毒物劇物農薬のご購入には、印鑑が必要になります。 

 

収穫前の農薬散布

温州みかん・伊予柑

腐敗防止

 腐敗を防ぐため、トップジンM水和剤またはベンレート水和剤のどちらかに、ベフラン液剤2

5を加え、散布します。

・トップジンM水和剤   2000倍

(かんきつ〈みかん除く〉は収穫前日まで5回以内、みかんは収穫前日まで5回以内)

または、

・ベンレート水和剤  4000倍

(かんきつ〈みかん除く〉は収穫前日まで2回以内、みかんは収穫前日まで4回以内)

加用

ベフラン液剤25   2000倍

(かんきつ〈みかん除く〉は収穫前日まで2回以内、みかんは収穫前日まで3回以内)

ヘタ落ち防止

・マデックEW    2000倍

(収穫開始予定の20〜10日前まで1回)

※腐敗を防ぐ殺菌剤と同時に散布する場合は、日数を間違えないようにします。

秋肥の施用(10㌃当たり)

 夏場に消耗した養分を補う秋肥は、冬の耐寒性を高め、翌春の開花結実を促すために必要です。

 秋肥が遅れると地温が低くなり、養分の吸収が悪くなるため、適期に施します。

・極早生温州(10月下旬)

 農協果樹配合 110〜140㌔

・早生伊予柑(11月上旬)

 農協果樹配合 90〜120㌔

・普通温州(11月上旬)

 農協果樹配合 110〜150㌔

温州みかんの収穫

 浮き皮の軽減と品質のばらつきを少なくするため、8分以上着色した果実を分割し採収します。

夏秋梢の処理

 夏秋梢とは、夏から初秋に伸びた枝のことです。着花を減らし、新しい枝を発生させるため、先月に続き夏秋梢を処理します。

 伊予柑に夏秋梢のかいよう病が発生している場合は、必ず取り除きます。

病害虫防除

・ハダニ

 オマイト水和剤    750倍

(かんきつ〈みかん除く〉は収穫14日前まで2回以内、みかんは収穫7日前まで2回以内)

このページの先頭へ