2021年3月1日月曜日

3月 スイートコーン

 


良質な大穂を作るために

① 保水力と排水が良好で日当たりの良いほ場を選びます。

② 株元に生えた分枝は取り除かず残しておきます。

③ 雄穂が出る時期に一番上の雌穂を残し、それ以降の雌穂は除去します。

④ 雄穂が出始めてからは、土壌を乾燥させないようにします。

⑤ 草勢を強めに維持するため、収穫期まで肥料切れを起こさないようにします。

品種

 『ゴールドラッシュ』

播種量(10㌃当たり)

 3袋(2000粒/袋)

発芽適温

 発芽適温30〜35℃、最低温度7〜8℃、最高温度40〜45℃、積算温度125〜175℃で発芽に達します。

マルチ栽培

コーンマルチ使用

 1週間前にコーンマルチを張り、地温を高めておきます。

栽植株数

トンネル栽培・露地栽培

 畝幅135㌢、株間30㌢、条間50㌢、2条千鳥植えにします。 

 10㌃当たりの目安は5000株です。

播種・育苗管理

 128穴のセルトレイにタキイ専用培土を入れ、一粒ずつ播きます。

必ずパスライトをベタ掛けし、トンネル被覆をします。本葉2枚頃に定植します。

※過湿にすると種子が腐りやすくなるため、注意して潅水します。

補植

 補植はプラグトレイなどを使います。老化苗や根巻きの激しい苗は使わないようにします。

トンネル栽培

 トンネル内の温度が30℃以上にならないように管理します。

栽培管理

 株元から分けつしてわき芽が出てきますが、除去せず残しておきます。

潅水

 潅水量は、株の大きさに合わせて徐々に増やしていきます。

 雄穂が見え始めてからは急速に成長するため、収穫時まで土壌を乾燥させないよう、たっぷり潅水します。開花期以降に乾燥させると、肥大不良と先端不稔の原因になるため注意します。

施肥設計



病害虫防除(10㌃当たり)

・ネキリムシ類

 ダイアジノン粒剤5  6㌔ (土壌表面散布・出芽時1回)

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