良質な大穂を作るために
①保水力と排水の良い圃場を選びます。②草勢を強めに維持し、収穫期まで肥料切れを起こさないように追肥します。
③雄穂が出穂してからは、土壌を乾燥させないようにします。
④雄穂が出穂する時期に一番上の雌穂を残し，それ以降の雌穂を除去します。
品種
「ゴールドラッシュ」
播種量（１０㌃当たり）
３袋（２０００粒／袋）
発芽適温
発芽適温３０～３５℃、最低温度７～８℃、最高温度４０～４５℃、積算温度１２５～１７５℃で発芽に達します。
播種準備
コーンマルチ使用
１週間前にコーンマルチを張り、地温を高めてから播種します。透明ポリマルチ使用（１０㌃当たり）
播種後は、除草剤のゲザプリムフロアブル２００ｃｃとラッソー乳剤３００ｃｃを水１００㍑に溶いて散布し、透明ポリマルチを張ります。発芽したら株の真上に穴をあけます。栽植株数
トンネル栽培・露地栽培
畦幅１．３５㍍、株間３０㌢、条間５０㌢、２条千鳥植えにします。１０㌃当たりの目安は５０００株です。
播種・育苗管理
１２８穴のセルトレイ箱にタキイ専用培土を入れ、１粒ずつ播きます。必ずトンネル被覆とパスライトをベタ掛けし、本葉２枚頃に定植します。
※過湿にすると種が腐敗しやすくなるため、培土が乾いた後に潅水します。
補植
補植はプラグトレイ等を使います。老化苗や根巻の激しい苗は使わないようにします。
トンネル栽培
３０℃以上にならないよう管理します。次株への補植は早いほど良いため、三葉期までに植えます。
栽培管理
根元から分けつ（わき芽）が出てきますが、除去はしません。
施肥設計
水管理
潅水量は株の大きさに合わせて徐々に増やしていきます。
雄穂が見え始めてからは急速に成長するため、たっぷり潅水し、収穫時まで土壌を乾燥させると肥大不良と先端不稔の原因になるため注意しましょう。
