2016年2月1日月曜日

2月 春キャベツ


潅水


 晴天が続き圃場が乾燥する場合は、暖かい日の午前中に潅水します。結球始めに土壌が乾燥すると、小玉になりやすいため注意します。


病害虫防除

菌核病

スミレックス水和剤   2000倍(収穫14日前まで4回以内)

菌核病・株腐病・根朽病

アフェットフロアブル   2000倍(収穫前日前まで3回以内)

アブラムシ類

コルト顆粒水和剤   3000倍(収穫前日前まで3回以内)

アオムシ・ヨトウムシ・コナガ・オオタバコガ

フェニックス顆粒水和剤   2000倍(収穫前日前まで3回以内)

2月 柑きつ


伊予柑の貯蔵管理


 庫内温度が上がりすぎないよう注意します。日中、暖かい時は必ず換気し、庫内温度を6℃~9℃、湿度を80~85㌫に保ちます。


土作り(10㌃当たり)


 細根を増やすため、堆肥を2㌧施します。


苦土石灰の施用


 酸性土壌の園には、春肥を施す20日前までに苦土石灰を施し終えましょう。


密植園の縮伐・間伐


 園内作業道の設置に併せて、独立樹冠になるよう縮伐や間伐をします。

2月 イチゴ


除草


 ハウス周辺の除草をします。


病害虫防除

うどんこ病・灰色かび病(2月中旬)

アフェットフロアブル   2000倍(収穫前日まで3回以内)

アザミウマ類・アブラムシ類(2月下旬)

モスピラン顆粒水溶剤   2000倍(収穫前日まで2回以内)

2月 エダマメ


枝豆は、レタスの後作栽培に向き、6月上旬から収穫できます。


品種


 「福だるま」


播種時期


 2月20日~3月15日


播種量


 10㌃当たり  7~8㍑


播種(移植栽培)


 128穴のプラグトレーに専用の倍土を入れ、1穴に2粒ずつ播きます。


定植


 本葉1.5枚の苗を定植します。活着を促すため、早めに圃場を準備し、ビニールトンネル等で被覆して地温を高めておきます。
 定植後はたっぷり潅水します。


病害虫防除(10㌃当たり)


 播種時から子葉展開時までに、土壌表面や株元に散布します。

  ネキリエースK   3㌔(収穫21日前まで2回以内)

2月 キウイフルーツ


せん定


 2月に入ると根が吸水活動を始めます。せん定が遅れると、切り口から樹液があふれ出て、樹勢が弱まり、発芽が不揃いになるため、早急にせん定を終わらせます。

2月 ビワ


苗木の定植


 2月下旬に、苗木を3.5㍍四方に植え付けます。直根は切り返して根を広げながら植えます。
 潅水後は、支柱を立てます。
 乾燥と雑草を防ぐため、株元に防草マルチを張ります。葉先を半分くらい切って蒸散を抑え、活着を促します。
 苗木が生長したら、永久樹が7㍍四方になるように間伐します。

2月 モモ


園内の清掃


 病害虫の越冬を防ぐため、せん定枝や落葉などは園内や周辺に放置せず、土中に埋めるか燃却します。


病害虫防除(発芽前)

縮葉病

石灰硫黄合剤   7倍
 
 ※3月上旬頃、花の桃色が見え始めるまでに散布します。

 ※展着剤を加え、枝先までムラなく丁寧に散布します。

2月 レタス


品種


 「バークレー」


播種時期


 2月1日~2月20日


播種方法


 夕方に播種します。10段積みにして、発芽後はトンネル管理します。


トンネル栽培の管理


 トンネル内の温度が25℃以上にならないよう、こまめに喚気します。
 曇りや雨の日、夜間は密閉し、保温に努めます。玉がソフトボール大になった時期にパスライト等で二重被覆します。


潅水


 結球開始期以降は、土壌を乾燥させないよう潅水します。


病害虫防除

灰色かび病・菌核病

スミブレンド水和剤   1000~2000倍(収穫7日前まで5回以内)

アフェットフロアブル   2000倍(収穫前日まで3回以内)

すそ枯病

バリダシン液剤5   800倍(収穫7日前まで3回以内)

ナモグリバエ・ナメクジ

パダンSG水溶剤   1500倍(収穫14日前まで3回以内)

アブラムシ

ウララDF   2000倍(収穫前日まで2回以内)


除草剤(10㌃当たり)


 バスタ液剤300倍~500㍉㍑を水100~150㍑に溶かして畦間処理します。(収穫30日前まで2回以内)

このページの先頭へ