2016年1月30日土曜日

1月 レタス


播種


 12月下旬から2月下旬に播種する品種は、「バークレー」です。


トンネル管理


 厳寒期に栽培する品種「レイヤード」は、玉太り促進と品質向上のため、収穫10~14日前(ソフトボール大になった頃)に、パスライトをベタ掛けします。


潅水


 結球開始期に乾燥が続くと、小玉傾向になるため、暖かい日の午前中に畦間潅水します。



除草剤(10㌃当たり)


 バスタ液剤を300~500㍉㍑を水100~150㍑に溶かし畦間処理します。(収穫30日前まで2回以内)


病害虫防除

灰色かび病・菌核病

スミブレンド水和剤   1000~2000倍(収穫7日前まで5回以内)

アフェットフロアブル   2000倍(収穫前日まで3回以内)

ナモグリバエ・ナメクジ

パダンSG水溶剤   1500倍(収穫14日前まで3回以内)

2016年1月29日金曜日

1月 春キャベツ


追肥(10㌃当たり)


 結球始めにNK化成E989を40㌔両肩口に施します。


潅水


 結球開始期に乾燥が続くと、小玉傾向になるため、晴天が続く場合は潅水します。


病害虫防除

アブラムシ類・ヨトウムシ・アオムシ・コナガ

アディオン乳剤   2000倍(収穫3日前まで4回以内)

株腐病・菌核病

セイビアーフロアブル20   1000倍(収穫3日前まで3回以内)

1月 ソラマメ


主茎の除去・除けつの整枝


 1株当たりの最終分枝数は、L字型仕立てで5本、U字型仕立てで6本です。
 予定の分枝数になったら、主茎(親茎)を株元から1㌢のところで除去します。
 1月頃までに最終分枝にする枝を選びます。その後、遅れて出る細い分枝は、除けつ整枝します。


寒害・しみ症対策

マイルドカルシウム   600倍(農薬混用時1000倍)

 しみ果や寒害、芯止まり対策として、12月から4月まで定期的に葉面散布しましょう。


病害虫対策

さび病・輪紋病

ジマンダイセン水和剤   400倍(収穫30日前まで3回以内)

アブラムシ

アディオン乳剤   3000倍(収穫7日前まで3回以内)

 ※アディオン乳剤はガードベイドと同じ成分のため、総使用回数に注意します。

1月 タマネギ



追肥(10㌃当たり)

NK化成E989   25㌔


除草(10㌃当たり)

1月下旬頃、下記の2剤を水100㍑に溶いて、イネ科や広葉雑草に散布します。

 アクチノール乳剤   100~200cc(収穫30日前まで2回以内)

 セレクト乳剤    50~75cc(収穫21日前まで3回以内)

1月 キウイフルーツ


整枝・せん定


 樹液が流れ始める2月上旬までに、整枝やせん定を終えます。
 粗せん定では不要な枝を除去し、主枝と亜主枝の近くから発生した中果枝と長果枝に更新します。
 仕上げせん定は余分な枝を間引き、50㌢程度の間隔で枝を配置、誘引します。病害が発生する原因になるせん定枝や落葉等は、園外に持ち出します。
 かいよう病対策として、せん定枝の切り口に、原液のトップジンMペースト(3回以内)を塗り、感染を防ぎます。

1月 イチゴ


病害虫防除

灰色かび病・菌核病〈1月中旬〉

スミレックス水和剤  2000倍(収穫前日まで3回以内)

灰色かび病・ハダニ類〈2月上旬〉

下記の2剤を混用して使います。

  カンタスドライフロアブル   1500倍(収穫前日まで3回以内)

  マイトコーネフロアブル   1000倍(収穫前日まで2回以内)

1月 柑きつ


伊予柑の貯蔵

①坪当たり0.8~1㌧(65ケース)を目安に入庫します。

②結露させないように日中、気温の高い時に喚気します。

③トレファンなどで庫内の空気を循環します。

④庫内に温湿計を設置し、高温多湿にならないように管理します。


液肥の散布


 樹勢回復のため、「尿素」または「あざやか」400倍を暖かい日に散布します。


寒害対策

・風が当たりやすい園は、寒冷紗などで被覆します。

・乾燥が続く場合は、落葉防止のため、30㍉程度潅水します。


苦土石灰の施用(10㌃当たり)


 土壌酸度を矯正するため、2月上旬までに苦土石灰を5袋施します。


マシン油乳剤の散布


 収穫後に樹勢が回復したら、カイガラムシ類対策として、晴天が2~3日続く暖かい日に、マシン油乳剤45倍を散布します。

1月 ビワ


寒害対策


 長崎早生は寒害を受けやすいため、開花終了後は、花がらを除いてアルミ袋を被せます。
 寒害の恐れがなくなったら通常の袋に掛け替えます。

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